第27話 二つの存在(前編)
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「え.......?」
真っ先に反応したのは花陽
それぞれ驚いた顔をしているがなによりも穂乃果が....床を見つめて呆然と立ち尽くしている
「前から理事長に言われていたんだけどさ、その時はまだ確定じゃなかったんだ。でも今日の昼休み、音乃木坂の存続が決まって.....共学化する意味が無くなって.....俺がここにいる意味も無くなったんだ」
「大地くんまで....ここからいなくなるの?」
希が目をウルウルさせて俺の手を取る
「......決まったことなんだ.....俺には.....どうしようもできない」
「ま.....まさか...冗談...よね?そんなわけ.....」
にこは現実を受け止められずに頭を横に振り、拒否する
「......大地は....いつなのですか?」
「ことりと同じく...2週間後だ」
ここまでくると本当に嘘のように聞こえる
だけどここで嘘を言えるような人間じゃないのはみんなもわかっているはずだ
「やめてよ大くん.....嘘だよね?そんなの....嘘だよね?」
「穂乃果....本当のことだ....すまな--「嘘!!!!」
穂乃果の怒声に窓ガラスが揺れ、俺は目を見開いく
「どうして!!!どうしてことりちゃんも大くんも穂乃果にもっと早く教えてくれなかったの!!」
「穂乃果やみんなに心配して欲しくなかったから......俺のことは気にせず、アイドル活動頑張って欲しかったから.....」
「大くんは.....μ'sの一員なんだよ?どうして自分を後回しにするの!?」
「俺はそういう人間なんだよ.....」
ぐしゃぐしゃになった穂乃果の顔を見ることができず、俺も部室から出ていこうとする
「ごめんな......みんな.....」
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海未side
翌日の昼休み、ことり以外のみんなで屋上に集まりこれからどうするかについて話し合うことにしました
「ライブ?」
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