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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十一話〜機動六課の休日(前編)
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いる。



そこには…………




side 士郎



「全体通信……キャロからだな。」
「なんだろう?事件かな?」


なのはの表情が引き締まる。


「こちらライトニング4。緊急事態につき、現場状況を報告します。サードアヴェニューF23の路地裏にてレリックと思わしきケースを発見、それと、レリックを持っていたらしい小さな女の子が一人。女の子は意識不明です。指示をお願いします。」



ふむ、どうやらここから近いようだな。なのはもそう思ったのか、



「スバル、ティアナ。お休みはいったん中断。私と衛宮士郎三尉が一番近くにいるから、現場に向かいます。二人もすぐに向かって。」
「「了解。」」
「エリオとキャロ。君たちは彼女の応急手当てを。」
「「はい!」」
「こちらライトニング1と5。救護班の手配は私たちが行います。」
「「了解。」」
「部隊長。私と高町隊長の飛行許可を。」
「了解。持ち場を離れてる子たちはすぐ戻るように。レリックも、その女の子も安全確実に保護するよ!」



さて、現場に向かうか。


「行こう。士郎君。」
「ああ。」
「レイジングハート!」
「ソードワーカー!」
「「セットアップ!」」
[set up.]
[stand by leady.]



願わくば、穏便に済んでほしいものだ。
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