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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十一話〜機動六課の休日(前編)
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に、その合間に面倒見ててくれたんだな、って。」
「うん。」


そんな時、エリオ君のストラーダに通信が。



「やっほ〜。そっちはどう?楽しんでる?」


相手はスバルさんだった。



「はい。まだ始めたばかりですが、何とか。」
「困ってることとかない?私たちが相談乗るわよ。」


ティアさんも通信に入ってくる。


「ありがとうございます。」
「おかげさまで、順調です。」
「そっちはどんな感じなの?」
「えっと、このまま公園で散歩。そのあとデパートを見て映画、って感じです。」
「あとは食事して、夕方に海岸線の夕焼けを見る、というプランを作ってもらってますので。」
「「はぁ?」」
「一個ずつクリアしていきます!」
「クリアって………」
「け、健全だね!」
「「はぁ……」」


何をがっくりしているんでしょうか………
ティアさんは『六課のカップルってこんなのばっかなのね………』と呟いていた。


「それじゃあ、困ったことがあったら連絡してね。街中での遊びの事なら詳しいから!」
「はい!」
「ありがとうございます!」
「それじゃ〜ね〜」


通信が切れる。


「スバルさんもティアさんも、優しいね。」
「そうだね。そろそろ僕たちも行こう。」
「うん!」




side なのは



今、私と士郎君は本日最大の危機に出会っている。


「なのはさ〜ん!」
「サインくださ〜い!」
「隣の男性との関係は〜?」


私のファンらしき人たちに追いかけられている。



「なんでこんな目に………」
「全く、これでは休日もあったものではないな………仕方がない。すまん。なのは!」
「ふぇえええ!?」


いきなり謝ってきたので何事かと思ったら、お姫様抱っこされました。


「な!?」
「やはりそういう関係なんですか?」
「何としても聞きだす!逃がすな!!」
「「「「「おお!!」」」」」


(しっかりつかまっていてくれ。跳ぶ(・・)。)
(え?どういう……)


言葉の意味はそのあとわかった。
路地裏に入った士郎君は文字通り跳んだ(・・・)


「あれ?」
「消えたぞ?」
「こっちに小道がある!ここだ!」
「追うぞ!」



追っかけの人たちはいなくなった。



「ふう………む、すまん。今降ろす。」
「あ…………」
「どうした?」


もうちょっとだけこのままで……なんて思ってても言えない………
それにしても、士郎君の腕すごく逞しかったな………


「ん?………ああ。跳んだことについてか。飛行は法令で禁止されているが、跳躍は禁止されていないから
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