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英雄伝説〜菫の軌跡〜(零篇)
第82話
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破の突撃技―――ブレイブスマッシュで、エステルは棒を振るって力の”波”を放つ技―――捻糸棍で、ヨシュアは無拍子で詰め寄って刃を叩き込んでその場から離脱するクラフト―――絶影で、ランディは広範囲を銃撃するクラフト―――ファイアランスで、ゼノはブレードで斬り込んだ後ライフルを敵の背後からライフルで連射する技―――ストームレイドで攻撃し、様々な方向からの遠距離攻撃によってガルシアは翻弄されて反撃する暇もなくダメージを受け続けた。



「えいっ!裂甲断!」

「おぉぉぉぉ………!フンッ!」

そして畳みかけるように武器を魔導杖に変更したレンが魔導杖を地面に叩き付けて凄まじい威力の衝撃波を発生させてガルシアに攻撃し、レオニダスはマシンガントレットを地面に叩き付けて衝撃波を発生させるクラフト―――グラウンドバスターで攻撃を叩き込んでガルシアのダメージを蓄積させた。

「オォォォォォ―――――ッ!!」

次々とロイド達の攻撃を受けたガルシアは一気に決着を付ける為に更に自分自身の能力を強化させる為に再びクラフト―――絶倫功で自らの身体能力を上昇させたが

「おぉぉぉぉっ!」

「エニグマ駆動―――ダークマター!!」

「デミガンナー起動……アブソリュートゼロ!」

「ガアッ!?」

ヨシュアが発動した魔眼とエリィが発動したアーツによる高圧の空間での締め付け、そしてティオが魔導杖を銃に変形させて放った絶対零度の魔法弾が足元に炸裂した事によって足元が氷漬けにされた影響で動きが封じ込められ

「光の刃よ、貫いちゃえ―――熾洸剣!!」

「行け――――インフィニティスパロー!!」

「ガッ!?」

動きを封じ込められたガルシアにレンは魔導杖の仕込み刀を地面に叩き付けて実体なき巨大な光の剣をガルシアの足元から具現化させ、ルフィナは法剣の刃を分裂させて飛び回らせてガルシアに追撃した。



「瞬迅爪!秋沙雨!!」

レンとルフィナの攻撃が終わるとエステルが獣の爪で攻撃されたような高速の鋭い一撃を繰り出した後続けて目にも止まらぬ速さで連続で突きを繰り出し

「オォォォォォ………ダイナマイトスパイク!!」

「ガアアアッ!?」

エステルの連続攻撃をガルシアが受けている間にガルシアに詰め寄ったレオニダスがマシンガントレットをガルシアに突き刺して爆発を起こしてガルシアをふっ飛ばした。

「そろそろ終わりにさせてもらうで!そらっ!」

ガルシアがふっ飛ばされるとゼノが時限爆弾であるジャベリンを6本投擲してガルシアの周囲に突き刺して跳躍し

「どれにしよ?――――決めた!!」

「さぁて……そろそろ始めるとするか………うぉぉぉぉぉ………!」

跳躍したゼノが上空から怒涛の銃撃を放ち始める
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