EPISODE8.黒を纏う
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成功させるものなのよ。」
移動中の車の中で了子と響は会話している。すると、橋の一部が爆撃を受け、左を走っていた護衛用の車は落下してしまう。
「やはり来たか!-♪I have needful Trident to now-」
「オッケー、キョウヤ!-♪My brave Seiryu Engetuto to now-」
キョウヤと美冷はシンフォギアを纏いノイズ達を倒して行き、デュランダルと響を乗せた車は人通りの少ない工場へ向かった。
「やっぱ来たか!」
クリスはネフシュタンの鎧の鞭で了子の車の前輪を破壊する。
「危ない!-♪Balwisyall nescell Gungnir tron-」
響はシンフォギアを纏い、了子とデュランダルを抱えて車から脱出し、キョウヤと美冷もやってくる。
「やっぱりお前の仕業か!」
「それがどうした!」
タンクの上に立っていたクリスはジャンプし、キョウヤに跳び蹴りを放つが、キョウヤは回避する。
「ちっ。歌う暇すら与えてくれないってわけか。」
「ったりめーよ!」
クリスはNIRVANA GEDONを放ち、キョウヤと響を攻撃。それによって響はデュランダルの入ったケースを落としてしまい、ケースが開いてしまう。
「しまった!」
キョウヤはクリスをデュランダルに近づけさせないようにするが、
「ちょせぇんだよ!」
クリスは鞭を伸ばしてデュランダルを手に入れようとする。
「ッ!?させない!」
響はデュランダルを奪われるのを防ぐ為にデュランダルを手に取る。すると、凄まじい力の流動が響を包み込んだ。
(何、これ?私が、私で無くなるような……)
その瞬間、響の身体が黒い靄で包まれる。
「一体何が起きてんだ!?」
クリスは驚き、
「ヤバい!想定していた事が起きやがった!こうなったら、こっちも使うか!トライデント、限定解除!レリックドライブ!」
キョウヤはそう叫び、キョウヤの素肌は黒い靄で包まれ、背中に悪魔のような翼が生える。
「響ちゃん、俺の言葉が解るか!」
キョウヤは響に話しかけるが、
「ウウゥ、ウガアアアアア!」
響は問答無用と言わんばかりにデュランダルのフルパワーを発揮してキョウヤとクリスを切り裂こうとする。しかし、
「そんなこと、させない!」
キョウヤは、デュランダルのエネルギーの刃を掴み、その位置で爆発させる。当然、工場地帯は完全に破壊され、クリスは逃げてしまっていた。
夕方になり、二課のメンバーは現場に集まり、デュランダルの移送計画の中止を決定した。
「キョウヤさん、すみません。私、キョウヤさんにまで怪我させようとするなんて。」
「大丈夫だ。響ちゃんのガングニールを考えると、何時かこうなると思っていたから。」
キョウヤは響をなだめている。
(あれがデュランダルの力。よ
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