Another story 素直な気持ちをこれからも
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わずドキッとした
「真姫は変わったよ。μ'sに入ってから君は変わった」
「変わった....?そうかしら」
「あぁ変わった。いつもツンツンしてるけど自分に素直になってアイドルやってる。とても楽しそうだよ」
........アイドル
穂乃果と大地に誘われたときはアイドルなんて興味がなかった
医者になるために音楽は諦めるって
だからもう終わりなんだって.....
ふと、《あの時》大地が言った一言が脳裏をよぎった
『いつになったら自分に素直になるんだ?』
彼はきっと私の本心に気づいていたのかもしれない
「.....そうね、楽しいわ。みんなと過ごせて」
「.....なら俺も真姫の事を誘って良かったって思うよ」
ポンポン
彼は頭に手を置いて部屋を出る
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「パパ、ママ、話があるの」
あれから私は家に帰って夕食中に二人に本心を告げようと思った
「なぁに?真姫」
「......私ね、医者になるために今まで勉強やってきた。パパの為、ママの為に....西木野病院を継ぐために」
「.....続けな、真姫」
二人は箸を置いて私を見つめる
「そのために勉強も頑張ってきた。テストだって、模試だって.....でもね、医者になること.....それは私のやりたいことじゃないって先輩に....仲間に教えてもらった」
「......」
「だからママ、パパ......ごめんなさい」
私は深々と頭を下げて謝る
「身勝手なのはわかってるわ。今更だってことも.....だけど!私は音楽が大好きなの!みんなと一緒に歌って踊って、音楽に関わることが大好きなの!」
「だから!私は医者にはならない!私の夢は私の創った曲をみんなに聴いてもらうことなの!」
初めて私の夢を包
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