Another story 素直な気持ちをこれからも
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み隠さず話した
パパから怒鳴られるのが怖い、ママに呆れられるのが怖い
だけどここで一歩前に進まないとみんなと一緒に歩めない
怒鳴られてもいい、殴られてもいい
それくらい私は本気だった
「........知ってたよ」
開口一番の言葉は私が顔を上げるほど意外な一言だった
「....え?」
「ふふっ、私もパパも真姫は本当は医者になりたくないってこと知ってたわよ」
怒鳴るどころか二人共嬉しそうに微笑む
「パパは真姫に医者になって欲しいって思ってた。それが真姫をここまで苦しめてたんだよな......すまなかったな...真姫」
「あなたは自由に夢を追いかけていいのよ。もう病院を心配しなくても大丈夫」
「で、でも----「パパもママもまだまだ若い、それまでに後継者見つかればそれでいいんだ」
「あなたに無理して欲しくないのよ」
ポロリ
暖かい雫が目元から流れ出した
両親に大事にされていたんだと思うと涙が止まらなかった
ずっとずっと......心配かけていたのね....
「ママ.....パパ.....」
「真姫......夢を叶えるために頑張れよ」
「応援してるわ。ママは真姫の歌大好きよ」
「.....うん!....うん!」
ママとパパに本心から話すのは初めてだった
今までの私なら絶対そんなことはなかった
でもμ'sに出会って....大地に出会って....
私は変わった
人と関わることは自分を変えるきっかけになる
それがμ'sと大地だった
私を受け入れてくれたμ'sのみんな
私を受け入れてくれた大地
みんなが大地に恋する理由、なんとなくわかった気がする
私も
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