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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第十一話 ファーストアラート 1
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デバイス選びから数日が経ち、訓練の日々を過ごすアスカ達フォワードメンバー。

デバイスが組み上がるまでには時間がかかるとの事で、アスカは焦る事無くその日を待つ事にした。

そして、今日も早朝訓練が始まる。

魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者、始まります。





なのはside

ガジェットがスバルに向けてレーザーを放つ。

「なんの!」

ガジェットの攻撃を先読みしたアスカ君が、バリアを展開してレーザーを受け止めた。

うん、いい反応だ。

「スバル!」

ティアナの鋭い声に反応したスバルは、ガジェットに接近してリボルバーナックルで攻撃をする。

阿吽の呼吸だ。スバルとティアナのコンビは、余計な言葉は必要ないね。

「うん、みんないい動きしてるね」

私の言葉に、データをまとめているシャーリーも頷いている。

「アスカの撃沈数もだいぶ少なくなってきましたしね」

そうだね。

ガジェットの攻撃とAMFの癖に慣れてきたのか、上手く攻撃を先読みして防御できるようになってきている。

攻撃力は相変わらずだけど…… ^_^;

でも、攻撃を捨てて防御に専念する事によって着実に戦闘時間を延ばしてきている。

この辺の思いっきりの良さは、ティアナの指示かな?

「アスカ君はアームドデバイスに変える予定だったけど、これなら必要ないかな?」

「なのはさんまでアスカと同じ事言わないでくださいよ!それ、アスカの良い所でもあり、悪い所でもあるんですから」

あはは。まあそうだね。

何て言うか、アスカ君は今の環境を大きく変えようとはしないんだよね。

意外に堅実と言うか。

それの度が過ぎて、近代ベルカの術式をミッド式に変換するっていう裏技を使ってる訳だし。

「貧乏性なんですかね、アスカは。新しいデバイスを組もうって言った時も、今のでいいって言うし。デバイス変更って言ったら、一大イベントじゃないですか」

デバイスマイスターの立場ではそうなのかな?シャーリーの場合、趣味ってのもあると思うけど。

「手札の数を増やすより、少数の手札を使いこなしたいって性格なんだろうね、アスカ君は」

一つの技を磨き続ける事ができるってのも才能の一つだよ。

あの防御技術は、まさにそれだと私は思うな。





outside

「つ、疲れた〜」

ゼーゼーと荒く呼吸をするアスカ。走り回って防御して、また走り回っての繰り返しだ。

「アスカ、あとどれくらい動けそう?」

同じく呼吸を整えてるティアナが聞いてくる。

「そろそろ膝が笑いそうだよ!朝っぱらから走らせ過ぎだろ!」

文句を言うアスカだが、それはフォワ
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