第26話 崩れる予感
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「.....どうするの?」
お母さん.....
「こんなチャンス、滅多に無いわよ?」
私は.....
「うん....」
「.......」
「お母さん。お母さんは行ったほうがいいと思う?」
それはある意味最後の逃げる理由だったのかもしれない
お母さんが『行って欲しくない』と言ってくれれば、私も行かないで済む
だからお母さんにそう言って欲しかった
本当は私も行きたくない
「それは自分で決めることよ。人に流されてはダメよ」
私の予想していたのとは裏腹にお母さんはきっぱりと言い切った
「私は.......」
どうしてなの?どうして私はここに残りたいって言えないの?
「みんなにちゃんと話なさい、そうすればきっといい答えが見つかるはずよ」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「は〜い!それじゃあここで休憩をとりましょ」
「ダメだよ絵里ちゃん!ここのステップもう一回やろう!」
「ええっ!?穂乃果、休まないとみんな体が持たないわ」
「やるったらやるの!ここをこうして....こんな感じでステップ踏めばかっこいいよ!」
「穂乃果待ちなさい!ステップ変えるつもり!?」
「ダメよ穂乃果、みんな疲れてるし、ここでステップ変えたら慣れるのに時間がかかるわ」
「大丈夫だよ!私、今燃えているから!」
なんか次の日から穂乃果が熱血少女になっていた
振り付けを変える〜だとかまだ練習する〜だとかで穂乃果、絵里さん、にこと口論している
「しかし穂乃果、他の曲もおさらいしないといけないのでやはり振り付けを変えるのは難しいかと....」
海未のもっともな意見に穂乃果は
「頑張ればなんとかなるんじゃないかな?」
と、不安いっぱいの返答を返す
「わ、私自信ないよ.....」
「μ'sの集大成のライブにしなきゃ!ラブライブの出場がかかってるんだよ!」
「まぁ確かにそれも一理あるね」
希が相槌を打つと穂乃果は目に炎を宿して燃え上がる
「だよねだよね!ことりちゃんもそう思うよね?」
「.....え?う、うん、そうだね....
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