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μ's+αの叶える物語〜どんなときもずっと〜
第26話 崩れる予感
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「どーーーーしよーーーーーっ!!!!」




「だ、だってしょうがないじゃない!くじ引きで決まるなんて知らなかったんだから!」




「あー!開き直ったにゃっ!!」




「うるさ〜い!」




「ううっ...!なんで.....!?なんで外れちゃったのぉっ!?」




「ど〜しよ〜っ!!!うわ〜っ!!!」




「まぁ、予想されたオチね」




「にこっち...ウチ、信じてたんよ...」




「まさかここまで運のない先輩だったとは.....マジで使えねぇ」




「海未ちゃん....私達これからどうなるの?」




「そんなこと私に聞かれましても....私だって混乱して頭が一杯一杯なのです!」




「うるさいうるさいうるさ〜いっ!!!悪かったわよ〜っ!!」







にこが引いたボールは白......講堂の使用が許可されなかったことを意味していた。

屋上にやってきてそれぞれが悲愴に明け暮れ、悩む結果となった。

なんてこった......




「みんな、気持ちを切り替えましょう。講堂が使えない以上他のところでやるしかないわ」




そんな時にみんなの気持ちを救ってくれるのは我らの生徒会長、絢瀬絵里さん。どんな時も臆せず、状況把握もしっかりやってくれる優れたお方




おかげでみんなの顔に真剣さが戻り、気持ちを切り替えた様子がわかる




「そうだな.....グラウンドも体育館もおそらく運動部系が使うだろうし.....残る場所となると....」




俺が考え込み、ふとある考えに達する




「そうだ....いいこと思いついた」




「それは?」




海未が首をかしげて尋ねる




「さぁみんな....俺たちにとって最高の場所がある。それはどこだ?」




いきなりの質問に十人十色の反応を見せる




「あ!!わかった!」




穂乃果がクイズの問題を当てたように手を叩いてみせる




「「「「「「「ええっ?」」」」」」」




「ここだよ!ここ!ここに簡易ステージを用意すればいいんじゃない!」




「ここって....まさか!」




その通り、屋上でライブをしようということだ。




「屋上ならお客さんもたくさん集められるだろうし!」




「屋外ステージってこと?おもしろそうやん!」




「確かに人はたくさ
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