第26話 崩れる予感
[5/17]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「コホン!とにかく、さっき大地くんが言ったように今から特別な事を今からやっても仕方ないわ。まずは今目の前にある《学園祭》に向けて、精一杯いいステージを見せること」
ひと悶着あってから絵里さんが話を戻し、まとめる
「それが目標よ!」
穂乃果とにこの目にはメラメラと炎が燃えていた
「よしっ!そうとなったらまずはこの部長に仕事を頂戴!」
「いいわよにこ...うってつけの仕事があるわよ」
「え....なに?」
絵里さんの微笑みはなにか企みが含まれていた
音乃木坂学院は昔から歴史と伝統のある女子高である
かといって勉強、部活と目立つようなところは多いわけではない
現に廃校になりかけていただけはある
そんな音乃木坂で唯一人がたくさん集まる行事がある
誰もが楽しく過ごせる二日間、音乃木坂の『文化祭』
生徒数が減っても尚、中庭や校門付近では1年生と2年生が縁日を催し、
3年生が講堂で演劇を披露する
今年はあまりにも生徒が少ないため、最近卒業生ばかりの先輩や昔卒業したおばさんが手伝いに来てくれるらしい
だからこそ、近所の学生、子供達、親子連れはもちろんのこと、わざわざ遠くから来てくれる人もいる。
特に女子高ということで男性の人が多い。年齢は問わずして...
そういえば.....中学時代にも一度だけ母さんと来たな
あの時はそんなに音乃木坂に興味なかったから『女子しかいないな〜』程度の感想しかなかったけど
コホン。とまぁ話が逸れたわけだが....
音乃木坂の講堂での行事は3年生の演劇の他に、部活ごとの催し物がある
ただし、部活ごとの催し物には決まり事があるみたいで.....
ガラガラガラガラ........コンコンコンコン......
「《帰宅部》!午後2時からの1時間の講堂の使用を許可します!」
「やったぁぁっ!!!さくらちゃん!やったー!」
「よかったね〜っ!!」
「.....
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ