第26話 崩れる予感
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ぞき込む。予想以上にすごい舞台だ。
アイドルの踊る舞台の周りを水で囲まれ、バックの巨大なスクリーンにはデカデカと『LoveLive!』と表示されていた
これだけで、本線は盛り上がること間違いないと確信した
「なにうっとりしてんのよ!.....ぐすっ....ら、ラブライブ出場ぐらいで...」
にこだってうっとりしながら見てたじゃないか
目から汗が流れてますよ〜にこさん
「...(ごしごし)。まだ喜ぶのは早いわ決定したわけじゃないんだから、気合いいれていくわよっ!!」
「その通りよ」
「絵里さん.......」
「穂乃果、ちょっといいかしら?」
絵里さんがパソコンの前に立ち、カチカチッとマウスを動かして別のサイトを開く
「これは.....『七日間連続ラブライブ』......??」
開いたサイトはA-RISEのホームページ。そこにはラブライブ出場に向けた最後の大詰めとしての活動が詳しく記載されていた
「へぇ〜...A-RISEすごいね〜」
穂乃果はまじまじとイベントの詳細を見る
「そんなにやるのかにゃ〜」
「ラブライブ出場チームは2週間後の時点で20位以内に入ったグループ。どのスクールアイドルも最後の追い込みに必死なん」
「20位以下に落ちたグループだって、まだ諦めていないだろうし....今から追い上げてなんとか出場を勝ち取ろうとしているスクールアイドルもたくさんいる。」
「つまり、これからが本番ってわけね」
「でも実際今できることって限られているんだろ?A-RISEみたいに七日間連続ライブなんて.....無理だろ」
真姫は腕を組んで考え込む....
「そうね.....普通に考えて今できることをするべきだと思うわ」
「ストレートに考えればそういうこと。喜んでいる暇はないわ」
「よぉしっ!今できることをもっと頑張らないと!!」
穂乃果は気合を入れ直し、ぐっと立ち上がる
絵里さんや希、真姫は冷静な様子ではあるが、穂乃果やにこ、凛は興奮し、花陽はこの状況に戸惑っているようだ
そりゃな....あの時から比べると現実離れしているからな
「君達みんななら大丈夫だよ。努力してきた結果がこれなら心配ないよ。みんな自信持っていこう!」
「大地くん....ええ、そうね」
絵里さんの微笑みがみんな
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