第26話 崩れる予感
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果は?」
「心配しないでよ絵里さん。俺だってマネージャーなんだ。これくらいしないとな.......それに.....」
「それに?」
「まぁいい!話は後だ!さぁみんな!気合入れていくぞ!」
「「「「「「「「おーーーーーーっ!!!」」」」」」」」
「お、お〜....」
「穂乃果」
「なに?大くん」
穂乃果が着替えるのでドア越しに話しかける
「お前......風邪ひいたな?」
「......あはは、バレちゃった?」
「まったく.....あれ程無理するなっていっただろうが....」
「うん。大くんの言う通りだったね.....ごめんね」
ドアの向こう側で布擦れの音がし、少し緊張してしまう
「まったく.....バカ穂乃果」
「う〜....そんなこと言わないでよ。」
「無理するんじゃねぇぞ。ライブ中無理だと思ったらすぐ止めろ」
「で、でも、そしたらみんなが---「俺はお前が心配なんだよ!!」
「え.....?」
「そりゃみんなにラブライブに出場して欲しいさ。その為に毎日汗水流して練習やってきたんだ。だけどさ....俺はみんなにぶっ倒れるまで練習して欲しいなんて思ってない」
着替えが終わったらしく、「開けるね」と言ってドアを開ける
やはりまだ顔が赤い。俺は穂乃果の額に自分の額を当てて確認する
「ちょ.....///大くん?」
「やっぱり.....熱あるじゃねぇかよ」
ビシッ
「いたっ!」
一発デコピンをかます
「いいか穂乃果、絶対無理はするなよ」
俺は穂乃果を強く抱きしめた。穂乃果の笑顔が消えるなんて嫌だった
悲しむ顔を見たくなかった
『ごめんね.......ごめんねだいくん.....』
どうして今になってやってくるんだよ....
今はそんなのに構ってる場合じゃない
「.....うん、わかった」
穂乃果もギュッと抱きしめ返す
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