暁 〜小説投稿サイト〜
μ's+αの叶える物語〜どんなときもずっと〜
第26話 崩れる予感
[12/17]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話





穂乃果の頭を撫でて休むように声をかける





























































「ふぅ......」




土砂降りって嫌だよな...気分が憂鬱になるよ

集中力の切れた俺はシャーペンをくるくると回しながら窓の外を眺める




家に帰ってからというものずっと降り続けている

明日は学園祭

みんな大丈夫だろうか.....




穂乃果の暴走っぷりにはとてもじゃないが安心して見ていられない

それにことりだってそうだ。

あんまり表に出て喋るような子じゃないけど、最近さらに口数が減ったのも事実だ。海未が何が掴んでいればいいのだが....










悔しいなまだNo brand〜♪知られてないよNo brand♪

な〜にもか〜もこ〜れか〜ら暑い♪気分♪







突如スマホが鳴り出した。着信音は新曲『No brand girls』

文化祭でμ'sが歌う最初の曲である

テンポが早くてクセのある振り付けで結構苦戦している。




そんなことはいいか...スマホの手に取り、相手を確認する




ナイスタイミングだ海未。ちょうど俺も聞きたいことがあったんだよ




「海未か、どうした?」




『夜分遅くにすいません、あの...今時間大丈夫ですか?』




「あぁ、問題ねぇ」




『実はですね....先日ことりから教えていただきました。元気の無い理由を....』




ごくり、と喉を鳴らして次の言葉を待つ




「理由.....とは?」
















『.........留学、です』




「な、なんだとっ!?」




思わずがガタッと椅子から立ち上がり唖然とする

聞き間違いじゃないだろうか、いやしかし.....留学って...




「それって...いつだ?」




『文化祭の2週間後の日曜日に、日本を発つそうです』




「そんなに早いのか.....文化祭後って.....あと十数日しかないのかよ!?」




今日は10月12日.....期間が無さすぎる




「それは....いつから決まってた事なんだ?」




ここまで急な展開だとは思えない。ずっと前から留学の
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ