第25話 女の子らしさ
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送信相手は......星空凛
『凛!明日学校サボって遊びにいくぞ!ゲーセンとかバスケとかするぞ!10時に駅前の噴水前に集合!』
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凛side
「まったく、呼び出しておいて遅刻なんて酷いにゃ」
今朝起きたとき一通のメールが届いていた。差出人を見たときは驚いたけど、内容を見たときはもっと驚いた。
しかも学校サボってだなんて.....大地くんらしくないにゃ
待ち合わせ時刻から既に10分経過
凛.....大地くんに恥をかかせるような格好してないよね?
噴水の水面に凛の姿が映り、前髪を整えたりして身嗜みをチェックする
.....大丈夫にゃ。
なんで凛は緊張なんてしてるんだろ
大地くんと遊びに行くだけなのに.....
きっと学校サボって遊びに行くことに緊張してるんだにゃ!
そうにゃ!
「すーはーすーはー」
深呼吸をして凛はベンチに腰掛ける
だけどやっぱり落ち着きがなくベンチから立ち上がる
「わりぃ〜っ!遅くなった!!」
大地が手を振ってやってきた。
「遅いにゃ!誘っておいて遅刻なんて」
「いやぁ〜寝坊しちまったよ....ごめんな」
大地くんは顔の前で手を合わせて謝る
「しょ〜がないにゃ〜。許してあげるから後でクレープ奢って」
「もちろん。さて、んじゃあ行きますか」
さりげなく大地くんは凛の手を握って引っ張る
......大地くんの手....暖かい....///
「ん?どうした?」
「な、なんでもないにゃ!///」
最初に連れてきてくれた場所は近場のゲーセン。といってもかなり有名で沢山の人であふれかえっている
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