第25話 女の子らしさ
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。凛とこうやってゲーセンで競い合ったりクレープ食べたり、公園でバスケしたり.....やりたかったんだ」
「別に凛じゃなくてもできるにゃ」
「俺は凛と遊びたかったんだよ。可愛い可愛い後輩と仲良くしたっていいじゃないか」
俺は目を閉じて凛の心に話しかける
「凛は可愛くないよ」
「ううん、俺は凛の事女の子だって、ちゃんと見てるよ?」
「え?凛...を?」
「あぁ...、髪が短くて、明るくて、花陽や真姫を振り回して、勉強....特に英語が苦手で、運動が大好きで、控えめな胸の星空凛」
「一言余計にゃ」
凛はくすりと笑いながらもツッコミをいれる
「凛が女の子じゃないって言われた時の気持ちはどう考えても俺にはわからない。でも......俺が男の子じゃないって言われた時の気持ち考えると.....やっぱり悲しい」
「......」
「だからこそ、俺は凛に伝えたいことがあるんだ」
俺はゆっくり息を吸って、今一番凛に伝えたい言葉を告げる
俺の本音をぶちまける
「どんなに女の子らしく振舞わなくたって....凛は凛なんだ。女の子なんだよ。俺は、君のこと可愛いと思ってるよ。」
「........」
「で、最近知ったんだ.....もしかすると凛はμ'sの中で1番女の子っぽいってさ」
「そ、そんなことない!」
「それがあるんだよ!俺が君のこと可愛いって思ってる!抱きしめたいくらいにさ!」
「っ!?」
凛はむくりと起き上がり、その表情は紅潮していた
「だからさ.......女の子っぽくないとか言わないでくれ。もし、凛の事をそうやって男みたいに扱う奴が出てきたら俺がぶっとばしてやるよ」
俺も起き上がって凛の頭を撫でる
凛の目はうるうるして、今にも泣き出しそうな表情だ。
「凛は.......女の子らしいことしていいの?」
「あぁ!もちろんさ、俺は凛の事が大好きだ!(友達として)だから、もっと君の可愛い姿を俺は見たい!」
「にゃあ.........//////」
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