第24話 いざ!合宿へ!3日目
[7/20]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
よちんを抱き締めて泣き出す
「だ、大地さん.....」
「怖かったよな......辛かったよな.....ごめんな?俺の不甲斐なさが花陽と凛も巻き込んでしまった.....ごめんな」
「大地さん、大丈夫ですよ。凛ちゃんも私を助けるために勇気を出して立ち向かってくれましたし......それに大地さんが助けてくれるって信じてましたから」
かよちんの胸の中で泣く大地くんの頭をそっと撫でてあやす
「凛、おいで」
「え?」
そう言われて凛も近寄る
「にゃっ!!」
そのまま大地くんはかよちん共々凛のこともぎゅっと抱き締める
「ありがとう.....凛、ありがとな!花陽を助けてくれて.....」
確かに怖かったよ?でも大地くんが助けてくれるって信じてたから
大地くんはみんなのヒーローなんだから!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「みんなごめんな。迷惑かけた」
しばらくして、落ち着いた俺はリビングに戻って頭を下げる
「2人が無事ならいいですよ。大地は何も悪くありません」
「そうよ、むしろ堂々としててよかったわ」
そんな事はない。内心ビクビクしてたんだから
「そういえば大地さん、《警察》はどうなったんですか?結局あの後来てないですけど」
花陽は首を傾げて質問する
「それはもちろんハッタリだ!」
「えええっ!?」
凛は大袈裟に驚く
「......あなたもすごい事するわね。あの状況でよく嘘なんてつけるわ」
「だってあの時追い払うにはあれしか方法無かったですから。だから絵里さんにお願いしたんですよ。一応ね」
なるほど〜と、それぞれが納得する
「さて!それじゃあ気持ちを切り替えて練習始めるわよ!」
絵里さんが手を叩いて指示し、各自部屋に戻って準備を始める
「大地くん大地くん」
くいくいと裾を引っ張ったのは凛
「なに?」
ちゅっ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ