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μ's+αの叶える物語〜どんなときもずっと〜
第24話 いざ!合宿へ!3日目
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「っ!は、はい」




凛は言う通り大地くんの後ろに下がる

彼の指示に従わないとこっちにも飛び火しそうな勢いだった




「西井、照澤....花陽を離してもらおうか。離してくれたら今回は見逃す」




できるだけ騒ぎにしたくないという大地くんの心情が読み取れた




「《見逃す》ねぇ〜なぁ愁季、どうする?」




「もちろん決まってるだろ。ブチ〇すに決まってるだろ〜が」




そう言って照澤がポケットから取り出した物を見て驚愕する




......ナイフ




「........」




ナイフを見ても驚くどころか堂々としてる大地くんは一歩歩き出す




「てめぇ....これ見てそれでも向かってくるとか狂ってんじゃねぇのか?」




「花陽」




「は、はい!」




「待っててな、今....助けるから」




「......はい!!」




大地くんの優しい声にかよちんは笑顔を取り戻す

そしてすぐに表情を戻す




「最初に言っておく」




「あぁ?なんだよ」




「すでに警察に連絡しているが〜それでもここで〇るのか?」




「「なっ!?」」




大地くんの余裕の態度はそれだったのか......




「さぁどうする?ここで花陽を開放するか、それとも警察にお世話になるか.....どっちがいい?」




しばらく2人は大地くんを睨みつけ、「ちっ!くそ!」と観念してかよちんを開放する




「かよちん!」




「凛ちゃ〜ん!!」




凛の元に駆け寄ってきたかよちんをひしっと抱きしめる




「怖かったよ〜!」




「無事でよかった〜...ううっ」










「笹倉!てめぇだけは潰してやる!次会ったら...警察来ようが容赦しねぇぞ」




照澤がナイフをしまい、背を向ける




「ぜってぇぶっ〇す!今のうちにみんなと仲良くしてるんだな」




そう言い残して去って行った




見えなくなってから




「ふぅ.......緊張した〜」




と、大地くんはどっかり座り込んだ

額には汗をかいている




「大地さん......」




かよちんは大地くんのところに行って、ハンカチで汗を拭う




「花陽....無事でよかった」




そのまま大地くんはか
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