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μ's+αの叶える物語〜どんなときもずっと〜
第24話 いざ!合宿へ!3日目
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笹倉の前にも現れない!」




「....ちく...しょう....照澤、帰るぞ!」










2人は走って目の前から消え失せた

二度と姿を見せないことを祈るばかりだ













「..........」




「大地.......くん」




希は俺の胸に飛び込んできた




「......ごめんね...大地ごめんね......ウチ.....ウチっ!」




肩を上下に動かして希は泣きじゃくる




「大丈夫か?希.....」




俺は背中をゆっくりさする




「うん!怖かった....」




「ごめんな......君に辛い思いをさせてしまった」














































後々、ボロボロになった俺は希の肩を借りて別荘に戻る

穂乃果たちは俺達の姿をみてドタバタ手当だ〜救急車だ〜などと騒ぎ出すも、ある程度事情を説明して応急処置で済ませた

穂乃果には特に泣きながら心配された

海未と絵里さんにはガミガミ怒られた

『あなたはもうちょっと人を頼りなさい』って

花陽と凛は今朝の出来事を思い出したらしく、微妙な表情で俺を見つめる

にことことり、希と真姫の4人がかりで体の手当をやってくれた







また迷惑かけてしまったな.....
















ようやく落ち着いて自室に戻り、ごろんとベッドに横になる

体中の怪我はまだ痛むが先ほどよりも楽になった

さすが医者の娘だ。真姫の的確な指示で3人はピンポイントで処置された










彼らはもうやって来ないと信じたい.....




それにしても....




『あの声.....一体誰だったんだろうな.....』




確か『ほのか』とか言ってたな。

まさか......いやいやありえないでしょ。

なんで幼少期のあいつが現れるんだよ







でもあの声のおかげで危機を脱したんだ

感謝しなきゃな

それに自我を取り戻さことができたのもあの声のおかげだし




コンコン




「はい、どうぞ」




ドアを開けて入ってきたのは




「.....希」




その表情は明るいとは言えなかった

そうさせたの
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