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カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:4 綺場ハジメ
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き破って出現したのはタイガの切り札
「クロノファング・タイガー!」
「こいつがクロノファング・タイガー………ははっ!なるほど、いいもん持ってんじゃねえか」
その気迫を感じ取ったハジメは不敵な笑みを浮かべる

レジにいたエミは自動ドアが開いたのに気づき首を傾げた
「こんにちはっ!」
そこに元気よく入ったのはミツキだった
「ミツキちゃんいらっしゃい、今日はどうしたの?」
「えへへ、撮影終わって家に電話したらお兄ちゃんがここでクエストやってるって聞いて」
そう言って奥のファイトスペースをのぞき込むミツキ

「クロノファング・タイガーのスキルでホワイトライオンを山札に」
「あのバカっ、それじゃホワイトライオンをもう一度利用されちゃうでしょ」
タイガのプレイを見て頭を抱えるメグミ
「いや、そうとも限らねぇぜ、見ろ」
カムイに言われメグミが盤面を注意してみるとナンネアのパワーが上昇していた
「えっ!?何で」
「ナンネアの効果はジェネレーションブレイクを持たない、だからこういう序盤でも効果を使えるんだ」
「そっか、ギアクロのカードってジェネレーションブレイク持ってるカードがほとんどだから勘違いしちゃうけど………」
カムイの説明で納得したメグミ
しかもナンネアのパワーアップにはもう一つ意味があった

「(くそっ、ちゃっかりラインをとってきやがる)」
ハジメのヴァンガードであるワンダーエイゼルのパワーは9000
ヒストリーメイカーとナンネアの列は合計パワーが19000
そうなるとハジメはその列を防ぐのに15000のシールド、つまりは最低2枚をガードに使わなければならなくなる
「こいつ………本当に素人かよ!」
クロノファング・タイガーがワンダーエイゼルの前に立ち腕を振り上げる
「ツインドライブ!」
【スチームバトラー ウル・ワタル】スタンドトリガー
【アップストリーム・ドラゴン】トリガーなし
「ダメージチェック!」
【双聖獣ホワイトライオン】トリガーなし
「くそっ!これでさっきの分も差し引きゼロに!」
ヴァンガードからアタックしたことでスタンドトリガーの利点はない
だが次のアタックは………
「今ここで2枚使うわけにはいかねえ!そっちもノーガードだ
パワー合計24000、シールド10000のカードを最低2枚使わなければならない
まだファイトは序盤、にもかかわらずハジメはタイガの勢いに終始圧倒されていた
「ダメージチェック」
【激情の騎士バグデマグス】トリガーなし

「お兄ちゃんが押されている」
「すごいでしょ、あの子あれで始めたばっかりなのよ」
「嘘っ!?あんなに強いのに………」
エミの言葉に驚きながらミツキはタイガの方を見た
「なんとなく、あの人に似てる気がする………」

「認めて
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