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カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:4 綺場ハジメ
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ガに苦笑しながらエミが声をかけた
「で、どんな奴だったの?それ」
レジにいたメグミがからかい半分で聞いてみる
「ん?青い髪で俺より多分年下で………あ」
クエスト中に見かけた彼の荷物を思い出し声を上げるタイガ
細い棒状のものに体育で使うような布かばん、あれは………
「そうだ、剣道の道具持ってた」
「剣道?ああ、それきっとハジメ君ね、この間ミライちゃんとファイトした時、私と一緒に見ていたでしょ」
「ああ………っていうかエミさん、ミライってやつのこと知ってるんですか?」
先日の事を思い返すタイガ、ミライの後を追ってすぐ飛び出してしまったが言われてみればいたような気がする
「タイガ君は始めたばかりだから知らないのも無理ないか、あの子ちょっとした有名人なんだよ」
「ミライが来てたのか?」
「うん、そうみたい、でもまさか本城とファイトしていたなんて」
段ボールを抱えたカムイとレジのメグミはエミとタイガの会話を聞いて困惑していた
一方タイガは先日のミライとのファイトを思い出していた
そしてファイト後に交わした誓いを
「そうだ、俺はいつかあいつにリベンジしてやるんだ………そのためにももっと強くならなきゃいけないんだ」
そう言ってタイガは立ち上がるとクエストボードの前に立った
「どうするんだ?」
「あのハジメってやつとファイトして、どっちが上かはっきりさせるんです」
「夜霧の吸血姫ナイトローゼでアタック」
「ダメージチェック、くっそ負けたぁ」
「まだまだ、私に勝とうなんて早い早い」
自宅のリビングで母親とファイトしていたハジメ
だが負けてしまい頭を抱えていると携帯に着信が
「もしもし?カムイさん?今から?」
それを聞いたカムイがおもむろに携帯を取り出した
ファイトテーブルにお互いファイカをセットして起動させるハジメとタイガ
「フィールドは惑星クレイ、ユナイテッドサンクチュアリの草原」
テーブルを勢いよく指さすハジメ
「俺のクランはゴールドパラディン、誇り高き黄金の騎士たちだ」
そう言ってファーストヴァンガードに触れるハジメ
「エースの実力、とくと味合わせてやるぜ」
「負けるかよ!」
「「スタンドアップ!ヴァンガード!」」
惑星クレイ、ユナイテッドサンクチュアリの草原に戦いの始まりを告げる風が吹いた
二人のファイターの体を光が包み込む
「ガンナーギア・ドラコキッド!」
「緋色の小獅子カリア!」
お互いのファーストヴァンガードが鋭い眼差しで睨み合う
「わざわざ呼び出したんだ、少しは楽しませてくれよ」
ハジメの挑発に対し険しい表情を見せるタイガ
「ライド!メーザーギア・ドラゴン」
ハジメは自分のターンが始まると手札をじっと見た
「(っち、ギアクロ相手なら序盤から攻めに行きたいとこ
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