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STARDUST唐eLAMEHAZE
第一部 PHANTOM BLAZE
CHAPTER#10
闇夜の血闘 紅の魔術師VS幽血の統世王U 〜All Dead〜
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成の元に構築された戦術は、
皮肉にもパワーという実に単純な、しかし圧倒的な一撃の前に脆くも崩れ去った。 
(さか)しいだけの小娘がッッ!! 貴様の青ちょびた炎などそんなものッッ!!」
 邪悪に猛るDIOの、その刃に貫かれた手から発せられる絶対零度の冷気によって、
贄殿遮那を覆っていた紅蓮の炎も全てまとめて跡形もなく消し飛ぶ。
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
 勝ち誇った表情でDIOは嗤い、サディスティックに
猛りながらシャナの精神を蹂躙した。
「トドメだッッ!!」
 DIOはもうシャナに興味を失ったのか、
その視線を目の前の小さな影に送る事はなかった。
 蒼く輝く冷気が刀身を掴んだ右手に集束していく。
 その光が、死のキラメキが、紅世の彼方まで浮遊していたシャナの意識を
無理矢理現実世界へと引き戻した。
(アレを……をやるしかない……)
 即座に覚悟を決めたシャナの炎髪が火の粉を撒き、心の中の絶望を吹き飛ばす。
( “アレ” をやるしかないッッ!!)
 灼眼に決意の炎が再び燃え上がった。

←To Be Continued……













「後書き」





はいどうもこんにちは。
お気づきの方もいるかもしれませんが、
もうこの段階からシャナの「テコ入れ」は始まっております。
何故なら、はっきり言います「原作」のシャナが『弱い』からです。
原作上では強い強い、強くて強くて、名にし負う(つわもの)()
偉大なる者('A`)等と言われていますが、
ソレは作中で原作者が勝手に言ってるだけの話で
読んでる者(少なくともワタシには)まるでそう伝わってきません。
そもそも作品に於ける『強さ』とはその描写や能力、精神力等で表すモノで
バーゲンセールの「安いよ! 安いよ!」じゃないんですから
幾らキャラクター同士で持ち上げても読者はシラケるだけなのです。
(「自分を安売りしないわよ」というセリフが既にして安っぽいのと同じです)

では何故そう感じるのか? その「悪癖」の原因は作品中に蔓延する
『ご都合主義』だとワタシは考えます。
だってあの○タレのサポートや『運』がなかったら、
彼女(シャナ)は一体何回死んでるンですか?
フリアグネの時もマージョリーの時も、ティリエル、ソラト戦なんか特にそうです。
刀を奪われた時などソラトの気まぐれで「開き」にされTHE・ENDでも
おかしくないわけです。そもそも原作ソラトの性格上、
服から一枚一枚ジワジワ斬っていくという方が不自然でしょう。
(そうまでしてなんで幼女の○ロシーン描きたいンだか・・・・(呆)
コレだから○リコンというヤツは・・・・('A`))
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