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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic6-D古代遺失物管理部・機動六課〜First Mission〜
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『以上です。V型の残骸は本局の技術部に要請して回収し終えています。本題はここからです』
V型の映るモニターから「このケース・・・!」見覚えのあるケースが映し出された。そんで「レリック・・・!」フェイトちゃんとアリシアちゃんが声を上げた。4年前に発見された“レリック”が収められてたケースと同形や。
『中身は確認できていませんので確実とは言えませんが、おそらく。一昨日付けでミッドチルダに運ばれた不審貨物、確認されたのは2つです。内1つは幸いなことに北部の、ベルカ自治領の近場でしたから今現在、ロート・ヴィンデが追跡中です。もう1つは陸路を使って中央区画に輸送されたところまでは確認できたのですが、不覚なことに見失ってしまいました』
悔しげに顔を歪ませるカリムに、「カリム。ガジェットの動きはどうなってるん?」私はそう訊ねる。
『北部では、ケースの輸送路である海路に沿って進むガジェットが昨日から確認されているわ。中央区画ではどうなのかしら?』
フェイトちゃんとアリシアちゃんに視線が向く。すると2人は顔を見合わせて、首を横に振った。私らは中央区画の他の陸士部隊に捜査協力を申し出た。最初は難色を示してた各部隊の部隊長たちやったけど、“レリック”の危険性が認めて協力を受け入れてくれた。そやから何かあれば連絡が入るはずや。と、そう思うてた時、部隊長室にアラートが鳴り響いた。
『八神部隊長!』
司令室のグリフィス君から通信が入る。中央区画東部の一区画を管轄としてる陸士部隊からで、エーリム山岳丘陵地区を走るリニアレールをガジェットが襲撃してる、ってゆう内容の報告が入ったとのことや。私はすぐに「すぐ司令室に向かう!」グリフィス君に伝えた。続けて「なのは隊長!」に通信を繋げる。
『うんっ! 今、フォワードとリインを連れてヘリポートへ向かってる!』
「了解や。フェイト隊長!」
「うんっ、私もすぐにヘリポートへ向かう! アリシアには事後処理の為に一緒に来てほしいんだけど・・・。はやて、良いかな?」
「許可します。2人とも、お願いな!」
「「了解!」」
フェイトちゃんとアリシアちゃんが部隊長室を飛び出してくのを横目で見送って、モニターに映る「カリム! 機動六課、出動します!」に敬礼する。
『ええ、気を付けて!』
カリムとの通信も切れて、私も指揮を執るために司令室へ向かう・・・その前に「セインテスト調査官は・・・!?」って、ソファに座ったまま何かしらを考えてるルシル君に声を掛ける。すると「私も行こう」そう言うて私の後を追って来た。そんで司令室に着いて、隊長席に座る。
「八神部隊長。たった今、フォワード部隊が現場へ向けて出動しました」
「ん。こちらはやて。スターズ、ライトニング、聴こえるか
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