第四章
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がいた王宮から聴こえる歌を聴いた。それはだ。
彼等の歌ではなくアメリカの歌だった。アメリカの国歌、星条旗よ永遠なれだった。
そのアメリカの国歌を聴いてだ。彼等はまた言った。
「ハワイは永遠に失われた」
「この国は今からアメリカになった」
「そしてそれは永遠に続く」
「アメリカ合衆国という国がある限り」
このことを誰よりもわかったのだった。今ハワイは完全に消えたのだった。
そしてハワイはアメリカの太平洋における重要な拠点になった。軍港が置かれそこから彼等の世界戦略が行われた。今ハワイは州になっている。完全にアメリカの一部としてだ。存在しているのである。
善意の裏 完
2012・3・29
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