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STARDUST唐eLAMEHAZE
第一部 PHANTOM BLAZE
CHAPTER#8
CRAZY PLATINUM LIGHTNING 〜雷吼〜
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が超音速で押し拡げた。
 ズンッッ!! という臓腑の隅々にまで鳴り響くような重低音と共に
輝く無数の翡翠光弾は全て、粉微塵になって跡形もなく消し飛んだ。
 砕けたエメラルドの飛沫が、煌めきながら空間に散華する。
「バ、バカな!? 『エメラルド・スプラッシュ』 を “パワーのみで” 全て消し去るとはッ!
……ハッ!?」
 驚愕の表情を浮かべる花京院の目の前に、
白金色に輝くスタンド、スタープラチナが音より(はや)く迫っていた。
「は、疾い! うぐうッッ!?」
 即座に神速のスタープラチナの右拳が、
ハイエロファント・グリーンの顔面に撃ち込まれる。
 そのスピードが衝撃を上回った為、
本体とスタンドは一刹那遅れて後方へと弾き飛ばされる。
“しかしそれより疾く” 再びスタープラチナが花京院の眼前に迫った。
「敗者が 【悪】 か! それはやっぱり! テメーの事だったようだなッ! 花京院!!」
 承太郎が逆水平に構えた右手で花京院を指差し、叫ぶ。
 MAXスピードに達し、最早見えなくなったスタープラチナの超速の拳が
スタンド、ハイエロファント・グリーンに向けて全弾総射された。  



『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!』




 白金に輝くの拳の狂嵐により『法皇の緑(ハイエロファント・グリーン)』の全身に、
隈無く拳型の刻印が撃ち込まれる。
「がッ!? ぐッ!? ぐはッ!? うぐッ!? ぐうッ!?」
 花京院の細身の身体にも、それに連動して刻印が刻まれていく。



『オラオラオラオラオラオラオラオラァァァァァァァァ―――――――!!!!!!!』




 叫ぶ承太郎の脳裏に、一人の少女の姿が浮かんだ。
 淀んだ【悪】に踏み(にじ)られた、何の罪もない少女の姿が。
 ソレが裡なる火勢を煽りスタンドはさらに加速していく。







『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!
裁くのはッッ!! オレのッッ!! 
スタンドだあぁぁぁぁぁぁぁ――――――――ッッッッッッッ!!!!!!!』



 承太郎の決意の叫びと共に摩擦熱で火を噴いたスタープラチナ渾心の右ストレートが、
撃ち下ろし気味にハイエロファント・グリーンの左胸に撃ち込まれる。
 ドギュッッ!!  という着弾点から拡がる、全身
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