暁 〜小説投稿サイト〜
Monster Fusion
The first season 〜人と獣〜
第一章 【獣の勇者】
第六狩《そろそろ戦闘シーンみたいよね?(やるとはいってry)》
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、バケモンかよ。どこのギルドマスターもこの模試受けたけど面目丸潰しにされたよ。それに加えての高い戦闘力。まさに出●杉くんだよ。」

「へ〜涼ちゃんスゴイな〜」

「あんなの、大したもんじゃない。それに俺は2位なわけだし。」

「大したもんじゃねえって言った時点で凄えんじゃねえの?」

「当然、これだけじゃないんだけどね.....」


瑞花が通常のテンションに戻り言った。
それに秋炎が反応する。

「ん?まだあるのか?」

「いや、他に思い当たる節はないんだが」

「いや〜あるよ?MFはモンスターでありながら人でもあるんだからさ......二年前(・・・)のあの経験が買われたんだよ」



秋炎と小咲はキョトンとしている。瑞花は相変わらずの薄い笑みを浮かべたまま俺を見ている。

俺は無理にでも笑顔を作って答えた。


「..,....性格悪りいなぁ、ギルドのお偉いさんも。人のトラウマひきだすような真似はしないで欲しかったですよ。」

「でもあんな経験してるハンター君くらいしかいないだろうよ?」

「でしょうね.......はぁ、わかりました。気は進みませんが、このまま断り続けてもキリないだろうし。了解します。」

「ありがとうね。」


俺は頭を掻きながら答え、瑞花はそれに笑顔で答えた。


「うっし!それじゃこれでメンバー勢ぞろいだな!」

「イッエーイ!」


秋炎は腕を打ち鳴らし、小咲は跳びはねて結成を喜んでいる。

どうやら、二年前のことが何のことか、聞いてはこないようだ。

おそらく俺がトラウマって言ったところから、あまりいい話題ではないと察してくれてらしい。


(まぁこいつらとなら仲良くやれるかな。)


俺がそう思い、彼らに混ざろうとした時、


???キィィィィン


「んあ?何だこの耳鳴り見たいな音?」


秋炎が顔を曇らせ問う。

それに答えたのは瑞花だ。


「この音は遠話石の共鳴音でね、誰かが通信を求めてる、出るからちょいと静かにしといてね。」


瑞花は自分のポケットから遠話石を取り出し対応する。


「もしもし〜?どうしたん?」

「マスター!お取込み中失礼します。」


おそらくは衛兵であろう男の声が聞こえてきた。その声は冷静ながらも少し焦っている様子だ。

秋炎は初めての遠話の光景に感動しているようだ。


「別に構わんよ、で、どしたん?」

「ハッ、実は今監視隊から連絡が入りまして、ババコンガとその群れがハイダンに向かってきているようです!」

「あー、今年は異常気象で山の作物とか実りが悪かったからね〜、食べ物目当てかな?でも、連絡するほどの事態と
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