The first season 〜人と獣〜
第一章 【獣の勇者】
第六狩《そろそろ戦闘シーンみたいよね?(やるとはいってry)》
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やねまだそれを言ってなかったかな?オッケー。」
瑞花は笑顔で話し出す。
「えっとまず小咲ちゃんねー。実は小咲ちゃん元気が良いだけの天然娘じゃあないんよ?受付嬢にもいくつかのランクがあってね。最上級クラスになるには最低十年掛かるって言われてたのよ。受付嬢の仕事ってクエストの受注やらなんじゃだけじゃなくハンター一人一人のステータスや履歴の整理だったり、キャンプへの支給品の手配とか裏方の仕事の多さとか面倒さでね。受付嬢のランクを測るテストはちょくちょく行われるんだけど中々進級だけでも厳しい中、この子は弱冠20歳にしてそのテストに合格、最上級クラスまで一気に飛び級した。ハンター協会史上初の快挙だよ。」
「そいつぁすげえや。馬鹿と天才紙一重ってか」
「秋ちゃんそれ褒めてるの?馬鹿にしてるの?」
「距離の詰め方が雷獣並の速さっすね小咲の姉御。俺そんな呼ばれ方はじめてだよ。」
「私も姉御何て呼ばれたのは初めてですよ。」
「おっと、それだけじゃないばい?君達は『オペレーター』って知っとる?」
「知らん」
秋炎は真顔で言った。
それで俺が説明する。
「まぁ秋炎はが知らなくても仕方ないだろう。ハンターでも知ってる奴は少ない。なんせここ最近出てきたばかりの役割だしな。オペレーターってのはハンターがクエストに出ているときに周囲の状況やモンスタ〜の情報、気象条件まで様々なことを通達し、ハンターを支援してくれるんだ。」
「ほう、そいつは画期的だな。だがどうやってそれを伝えるんだ?大声で叫んでも聞こえないだろうし、伝書鳩なんかじゃ本末転倒だし。」
「お前の言う通りだ。だが最近見つかった新種の鉱石があるんだが。そいつは同じ塊から派生した破片から破片へ音を届けるんだ。つまり、片方の破片に声をぶつけるともう片方の破片へそのまま声を届けることが出来るんだ。確か名前は《遠話石》とか言ったな。」
「涼ちゃんよう勉強しとるねぇ感心やわ。まったくその通り。んで話の流れでもうわかると思うけど、小咲ちゃんはオペレーターとしての資格ももうすでに取得済みなわけよ。」
「えへへ〜。スゴイでしょ〜。お給料沢山欲しいから頑張ったんだよ〜」
「欲望に忠実ですね姉御」
「人間の性だよ秋ちゃん」
小咲と秋炎が笑いあった。
「まぁ理由はどうであれスゴイ事に違いは無いな.....小咲が選ばれた理由は充分過ぎるほど分かりました。だが、俺はとても小咲とはタメ張れそうな経歴は生憎持ち合わせてないんですけどね?」
すると瑞花はオーバーに笑いながら言った。
「謙遜はやめりや〜。涼ちゃん確か俺と同い年で25やろ?それなのに全ハンターの知識量を見るテスト、通称協会模試で二位。その偏差値85
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