第111話
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み
「なら私も……!私がロイドの一番目の恋人なんだから、ティオちゃんに負けていられないわ……!」
「ちょ、エリィ!?」
エリィは決意の表情でロイドの左腕に抱き付いて叫び、エリィの行動にロイドは驚いた。
「おお、お嬢も行ったか!……って、ん??今、お嬢、とんでもない事を言わなかったか………?」
「エリィ!?一体どういう事!?まさか貴女………!」
エリィの行動にランディが口元に笑みを浮かべた後ある事に気付き、マリアベルは驚いた後信じられない表情でエリィを見つめた。
「ええ………その……私、今日からロイドと恋人同士になったから。」
一方見つめられたエリィは頬を赤らめて嬉しそうな表情で答え
「ちょ、エリィ!今の状況で言わなくても……!」
エリィの言葉を聞いたロイドは慌てた。
「今日からだと!?お前達、一体いつそんな関係になったんだ!?」
「……さすがです、エリィさん……複数の女性と既に結婚しているリウイ陛下の正妃になったイリーナ皇妃の妹だけあって、既に正妻の位置を獲得していたとは……」
「………おい。そこで何故俺達を例えに出す?」
エリィの言葉を聞いたランディは驚き、ティオは感心した後エリィを見つめ、ティオの言葉を聞いたリウイは呆れた表情で指摘した。するとその時
「……ロイドさん?その話……詳しく聞かせてもらいましょうか………そして……覚悟はよろしいですね……?」
マリアベルは怒りの表情でロイドを睨みながら近付き
「貴様………!ティオにあれ程の事をされながら、既に他の女性と恋仲になっていたのか………!」
空にいたラグタスが急降下してロイドの近くに降り立ち、殺気を纏ってロイドを睨み
「あっははははっ!早速修羅場かい!それにしてさすが”部隊の父”と呼ばれているだけあって、一丁前に父親をやっているじゃないか、ラグタス!」
「我輩の予想以上の面白い事を予想外な場所で起こすとは……さすがだ………さすがだよ、ロイド!!くかかかかっ!」
「ハア………」
「フン、自業自得だな………」
その様子を見たエルンストとギレゼルは陽気に笑い、ルファディエルは疲れた表情で溜息を吐き、メヒーシャは鼻を鳴らし
「フフ、まさか私達の知らない内にエリィさんがロイドさんと恋仲になっていたなんて……」
「あたし達は何番目になるだろうね〜?」
「………シャマーラ。」
セティとシャマーラは微笑み、シャマーラの言葉にエリナは頬を赤らめて諌め
「え”。ま、まさかセティ達も………」
「まあ………!フフ、とうとうあの娘達も恋を知ったようですね……」
セティ達の様子を見たウィルは表情を引き攣らせ、セラウィは微笑み
「あわわ……
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