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上からマリコ
3部分:第三章
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れでだと。マリコさんは今度は何処か小悪魔っぽい笑みになってだ。その笑みで僕を見ながらこうも言ってきた。何かずっとマリコさんのペースだ。
 そのペースのままだ。マリコさんは僕に言ってくる。
「私が年上のせいよ。けれど年下の彼氏なら」
「彼氏、僕がですか」
「人はこうしてデートする相手を彼氏って言うのじゃないかしら」
「それはそうの」
「私が彼氏って認めたから彼氏よ」
 そうなった僕は今。

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