第67話
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うぞ。」
「そちらこそ………かつてあの2人を率いていた伝説の班長の実力、見せてもらいましょうか!」
そしてセルゲイとダドリーは戦闘を開始した!
〜東通り〜
東通りを走っていたロイド達は襲撃跡の遊撃士協会の支部の前に立ち止まって、所々破壊されている支部を見つめた。
「これは………」
「襲撃された後か………」
「随分と派手にやられたわね……」
「………お、お父さん……」
エリィとランディ、レンの言葉を聞いたシズクが悲痛そうな表情でアリオスの無事を祈ったその時、支部の扉が開いてミシェルが出てきた。
「あら、あなたたち!?」
「ミシェルさん………!?」
ミシェルの声を聞いたシズクは驚き
「よかった……無事だったんですね!?」
ロイドは安堵の表情でミシェルを見つめた。
「ええ、あの後、何とか切り抜けて脱出したの。連中が居なくなってからこっそり戻ってきたんだけど………まだ連中、市内にいるみたいね?」
「ええ、行政区を中心に市内に展開しているみたいです。」
ロイド達はミシェルに今までの経緯を手短に説明した。
「………なるほど。市外にいた遊撃士達もそろそろ戻ってくる頃合いよ。戻り次第、フォローを回すからこのまま街道に逃げなさい!あと、シズクちゃんはこのまま頼んだわよ!それとアーシア!貴女はそのまま支援課の坊や達のフォローを続けて頂戴!」
「合点承知だ!」
「わかったわ!」
「任せてください!」
「ミシェルさん………どうかお気をつけて………!」
「ええ、そっちもね!」
そしてロイド達はミシェルに見送られて東出口に向かった――――――
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