暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic6-C古代遺失物管理部・機動六課〜Forward〜
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た。教導隊として一緒に空を飛んで、本人からティアナの事についても聞いていたから尚更。だからこそ私の教えられること全てをティアナに叩き込んで、どんな任務に就いても生き残れるような魔導師に育て上げたい。ティーダ一尉を安心させたいから。

「とは言っても、今はまだチームワークとコンビネーションをきっちり学ばせる段階で・・・。いつでも出動できるとは思うけど、どっちの分隊もフル出動はまだ避けたいかも。もう少し確実で安全、安定した戦術を教えたいって考えてる」

4人のデバイスについてもまだ完成しきれてないし。すずかちゃんの弟子であるシャーリーがデバイスマイスターとして、4人のデバイスの開発・調整などを一手に引き受けてくれてる。でもスバルのオリジナル魔法の発動を、デバイスからも出来るようにするのにちょっと苦戦中みたい。

「ん、了解や。そこはなのはちゃんやフェイトちゃんら隊長陣が居ってくれるし。フォワードの配置などについては、なのはちゃんに裁量にお任せや♪」

「うんっ。・・・でもどっちの分隊もそれなりに問題も抱えてて・・・」

「「問題・・・?」」

「ライトニングは絶対的に実戦の経験値が少な過ぎる。まぁそれ以外は特に問題ないから、これからの出動で何とかなるから良いとして。スターズは地力も経験もそれなりにあるけど、2人ともとんでもない突撃思考なんだよね。それはきっちり厳しく教えて直させないと危ない危ない」

リーダーになるティアナまでもが猪突猛進になるとフォワード全体が壊滅しやすい。スバルの手綱はティアナが握っているから、ティアナさえしっかりしてもらえば連鎖的にスバルも直るはず。

「あー、なのはちゃんが小っちゃい頃みたいなもん?」

「全力全開!だね」

「えええ〜〜〜? いくら私でもあそこまで酷くなかったと思うんだけどな〜」

「「あはは!」」

フェイトちゃんとはやてちゃんが笑いだす。からかわれたんだって解って「もう。にゃはは♪」私もつられて笑いだす。とにかく私のやるべきことは、立ち向かうための意志に、撃ち抜く力と元気に帰ってくる技術をしっかりも経させてあげること。そのために、やっぱり全力全開であの子たちとぶつかっていかないとね。


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