暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic6-C古代遺失物管理部・機動六課〜Forward〜
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と思ってたんだけどあんた達ってお互いに全然喋んないわよね。2人って兄妹のような関係って聞いたんだけど?」

フェイトさんを保護責任者としてるエリオとキャロ。関係としては兄妹(姉弟って感じじゃないわよね・・・?)が一番しっくりくるわ。

「ルシエさんと会ったのは六課に来た時が初めてなんです。写真などでは何度か見たことがあるんですけど・・・」

「通信とかもなかったわけ?」

「あ、はい。写真だけです」

「わたしとモンディアル三士は、なんと言うか事情と言いますか、そうゆうので別々のところで過ごしていましたので・・・」

エリオとキャロが少し困った顔を見せる。あたしは「悪かったわね。ちゃんと事情も聞かずに勝手なこと言って・・・」いろいろと事情を抱えてるっぽい2人に対して謝る。正直、あたし達も2人とはちゃんとしっかりと話してないのよね。これを機会にもうちょっと話す時間を作ろうかしら。

「あ、いえ、そんな! お気になさらないでください!」

「フェイトさんやアリシアさんからも、なるべく2人仲良くしてほしいと言われていますので」

「そっか。うん、そうよね、お母さんと・・・お母さんと・・・」

「「「・・・??」」」

そこまで言ったところであたしは口を噤んだ。フェイトさんをお母さんとすると、フェイトさんのお姉さんであるアリシアさんは伯母さんと言うことになるのよね。仮にもフェイトさんと双子なアリシアさんを伯母さん呼びして良いのかちょっと判らない・・・と言うより、なんか呼びづらい(たとえ年齢に関係ない呼称だとしても)。

「えっと・・・、うん、保護責任者(おや)の言うことはちゃんと聞かないとね」

フェイトさんとアリシアさんを一纏めにすることで難を逃れた。あたしの言葉をエリオとキャロは「はいっ!」しっかりと受け入れてくれた。

†††Sideティアナ⇒???†††

わたしの保護責任者になってくれたフェイトさん、そのお姉さんのアリシアさん、そしてわたしにフェイトさん達を紹介してくれたルシルさんとアイリの居る、機動六課・実働部隊の前線組フォワードへ配属になって数日。
そして今はフォワード4人で、隊舎内にある食堂でお昼ご飯を頂いてる。スバル・ナカジマ二等陸士とティアナ・ランスター二等陸士はスターズ分隊。わたしと同じフェイトさん達が保護責任者になってるエリオ・モンディアル三等陸士のライトニング分隊。

「――でさ、アルトってお兄さんばっかの所為で、7歳くらいまで自分が男の子だって思いこんでいたんだって」

「うわぁ。それマジ?」

スバルさんとティアさんの会話を聞きながら食べてると、「・・・本当に会話が無いのね、あんた達・・・」ティアさんが少し呆れた風に呟いた。さっきもモンディアル三士と全然喋らない
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