暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic6-C古代遺失物管理部・機動六課〜Forward〜
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に話せない程にヘトヘトになっちゃうし、動くのも億劫になるレベル。あんな訓練を1年も受けて何も成長しなかったら、完全に自分の責任よね。

「あたしはリバースしないけどな〜」

「あんただけよ」

スバルと一緒にオフィスを出て食堂へ向かおうとした時、「あ、待ってティア」スバルがあたしを呼び止めたうえで「おーい、エリオ、キャロ!」隊員たちの中で特に小っこい(さらに小さい、リイン空曹長も居る)2人に声を掛けた。
実働部隊のフォワードを担当する4人の内の2人、エリオとキャロ。キャロの側には、あの子の友達だっていう小さな竜・フリードリヒが、静かな羽ばたき音で飛んでる。フェイトさんを隊長、シグナム二尉を副隊長とするライトニング分隊のメンバー。

「エリオとキャロもこれからお昼なんだよね? 同じフォワードのチームメイトとしてもっと親睦を深めたいから、一緒に食べようってお誘いなんだけど・・・」

スバルがあたしを横目で見てきたから「そうね。2人が良ければ一緒しましょ」って、あたしからも誘ってみる。するとエリオは「あ、はい! ご一緒いたします、ナカジマ二士!」って佇まいを直したうえでそう答えて、「お誘いお受けします、ランスター二士!」キャロも堅っ苦しい口調で答えた。

「ん〜・・・、なんかな〜」

「こう・・・もっと柔らかい感じで良いわよ、あたし達の呼び方」

「そうそう。所属してる分隊は違うけど、フォワードっていう同じチームなんだからもっと砕けた感じで♪」

あたし達の上司であるなのはさん達も、緊急時以外は本当に友達と話してるような感覚だし。あたし達もそういう関係で良いと思うのよね。

「えっと、ではなんとお呼びすればよろしいでしょうか・・・?」

「普通に名前で良いよ。あたしのことはスバル、ティアのことはティアって。ね? ティア」

「ええ、あたしもそれで良いわよ」

スバルはあたしの愛称・ティア呼びで、エリオとキャロだけは普通にティアナ呼びはなんか感じ悪いしね。あたし達の話を受け、「はい。じゃあスバルさん」エリオと、「ティアさん」キャロは呼び方を変えてくれたわ。

「うんっ。またちょっと親睦が深まったところで、混んでくる前に食堂に行こうか」

「「はいっ!」」

それからあたし達は食堂へ行って、それぞれ好きな料理を選んで注文。4人で分担して料理をテーブルに運んでくる中、「なんか静かよね」その準備中にあたしはスバルと話してるんだけど、エリオとキャロは一言も話さずに黙々と料理を運んでくる。スバルも「うん。あの2人、全然喋んないね」同意してくれた。とりあえず料理を運び終えて、4人で席に着いて食事を始める。

「あのね、エリオ、キャロ」

「「はい?」」

「隊舎であんた達と出会ってから4日、その間ずっ
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