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呪いの指輪
4部分:第四章
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れよ」
 キャスターの話を聞きながらだ。ヒルダはテレビの前でだ。
 固唾を飲んだ。そのうえでインタヴューを観るのだった。
 ジンツァーがどう答えるのか。そのことに注目したのである。
「まさかと思うけれど本当に」
「随分と変わった指輪ですね」
 キャスターはヒルダが固唾を飲んで観ていることを知る筈がない。テレビの向こうの一介の視聴者のことまではだ。とても知る筈のないことである。
 そのキャスターはだ。さらに問うたのだった。
「赤がかった金色ですか」
「そうですね。私もそう思います」
「その指輪は何処で手に入れられたのですか?」
 ヒルダが思っていた問いをだ。そのまま問うたキャスターだった。

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