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呪いの指輪
1部分:第一章
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ても絶対に拾わないことを子供心に誓ったのだった。それ以来彼女は落ちているものを拾うことはなかった。
 しかしだった。ドイツはだ。この時大変な状況になろうとしていた。
 ドイツというより欧州全体がだ。破滅的な危機に陥っていた。経済は悪化し治安も酷いものになっていた。インフレが続き失業率は増加の一方だった。
 街には麻薬中毒患者がやむろしてだ。そしてだった。
 その中でだ。一人の政治家が出て来た。彼の名をオストマルク=ジンツァーという。
 風采は冴えない。そして演説も大したことはない。しかしだ。
 どういう訳から。圧倒的なカリスマ性を持ちだ。彼に人材と金が集った。そうしてだ。
 彼は瞬く間にドイツの大統領となった。そのうえでだ。
 大統領の権限を強化しドイツを立て直した。その彼を見てだ。

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