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暗闇を照らす白き日差し【影に身を委ねた一夏】
クラス対抗戦
第11話 決戦!クラス対抗戦 T
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箒「簪の件も…あるから…な……やむを得まい……」

それはまだしも、今はクラス対抗目前だからアリーナを使える時間がかなり限られているから長話してる場合なんかじゃない。時間を無駄にさせないためにアリーナへと急ぐ。

ーーーーーーーーーーーーーーー

アリーナの更衣室でISスーツに着替えてピットに入るとそこには……

鈴音「待ってたわよ!」

マドカや簪ならまだしも、呼んでもない凰が立っていた。

白夜「おめえ別のクラスの分際で何でこんなとこにおんじゃこの野郎、死にてぇのか?」

鈴音「何よ、おんなじクラスの奴が良くてあたしは居たら駄目なのよ??」

白夜「他のクラス代表に手の内見せたくないからさ。
てか訓練そんな時間の余裕ねぇから、それ以外での用なら手短に言え」

鈴音「解ってるわよそのくらい!」

用があんならサッサと済ませて欲しいもんだが、下らん話なら問答無用で叩き潰してやるまでだ……

鈴音「この間の件なんだけど、あの時は御免……あたし、何も知らなかったから……」

白夜「たく、そのことかよ。普段なら一発腹にぶちかますとこだが今回は良しとしよう、だが二度と似たような事しようモンなら容赦しないからな」

鈴音「噂に違わず恐いわね。まあ肝に銘じておくわ……」

なんだと思って話聞いてみたらこの間の件での謝罪だった。まあ別に気にしたくないから忘れたいモンだからつい殴りたくもなるけど、それは流石に世間体に良くないから警告くらいで押し留めとくとする。


鈴音「後さぁ……」

まだ話があんのかよ……

白夜「今度は何だ?面倒な話なら容赦しねぇぞ」

鈴音「いやいや、別に疚しい話とかじゃないから!」

たく、手短に頼むぞ代表候補生……で、何の話だ……?

鈴音「今度……あたしの手料理食べてくんない?」

それかい……けど悪いが……

白夜「残念だがお断りだ」

鈴音「ちょっと何でよ??」

別に断る義理はないけどな……

白夜「この間から織斑先生に料理修業の手伝いやらさせられてるんだよ。“全然上手くないから料理教えろ”ってな。
それだけならまだしもマドカにも教えて、挙げ句の果てには2人の失敗作喰わされてるんだからんな事に付き合う暇なんざねぇよ」

「「「えぇ〜〜〜〜!!!!!???」」」

相変わらず煩いなぁ……まあ、あの織斑先生が料理出来ない事知ってる人間なんざそう滅多に居ねぇからな。驚いたってしゃあないだろうな……
しかも何度作っても殺人兵器が出来上がっちまうから、いっつも俺が残飯処理させられて腹壊して胃薬飲んで不機嫌になって……たく…考えただけでもムカムカするなぁ……
加えて言うなら、更に弁当欲しがれば俺が作って、更に織斑先生の部屋の
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