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暗闇を照らす白き日差し【影に身を委ねた一夏】
クラス対抗戦
第10話 転校生はセカンド幼馴染 U
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ったけど、幾ら頑固なあいつでもこれくらい言えば納得するだろう。


セシリア「白夜さん、簪が来ましたから始めますわよ…って……」

マドカ「篠ノ之、何故貴様がここに居る?お前は不要だぞ」

箒「最初は白夜と近接戦の特訓を持ち掛けたのだが、言い返されて簪の特訓に付き合うことにしたんだ。
何か力になってやろうとな」

簪「本当?丁度近接戦のデータが欲しかったんだけど、それで良いかな?」

箒「別に構わんぞ、これでも剣道全国大会に優勝したんだからな。腕は保障するぞ」

簪「ありがとう」≪ニコッ≫

ハア……まあなんだかんだあったが、簪にまた新しい友達が出来たのは良かったな……

ーーーー

マドカ「アリーナが使える時間はそう長くないから、早速始めようか」

確かにな……

白夜「暗闇に差し込む光!消えることなき輝き纏いて闇を照らせ??
来い!宵闇??」

≪カッ!シュウウ……≫

「「「「……」」」」

他の3人はいいけど、こっちは口上を言ってから展開。直後に冷たい視線を感じたけど無視する。


箒「まあともかく、参る!」

セシリア「お待ちになって!白夜さんと簪さんをご指導するのはこのわたくし、セシリア・オルコットですわよ??」

おいソコ、誰が指導するかで喧嘩すんな!

箒「ええい邪魔臭い!ならば斬るまで??」≪ブンッ!≫

セシリア「たかが訓練機風情にやられる程甘くはなくてよ!」≪ガチャッ!≫

≪ドコーンッ!≫

って本当に喧嘩すんな!特訓どころでなくなるだろうが??


簪「白夜、どうするの?」

白夜「向こうは向こうで盛り上がってるみたいだが、このままじゃ訓練にならん。
マドカ、早速始めてくれ」

マドカ「任せてくれ」

訓練無視して勝手に戦闘するオマケお二方はホッといて早速訓練に掛かる。
が……

ーーーー

箒「っておい白夜!」

セシリア「何故無視していますの??」

白夜「訓練差し置いて戦闘やる奴らに言われたくないな、ってかどっちかに味方するか戦闘止めるかすりゃ怒るだろオタクら」

さっきまで戦闘やってた2人が無視するこっちに気付いて……

箒「当たり前だ!」≪ブオッ!≫

セシリア「当然ですわ!」≪シュウウウウ……!≫

襲い掛かって来る。
おいこら!相手されないからって攻撃してくんじゃねぇ??


それから……

箒「逃げるな!正々堂々私と戦え愚か者!」≪ドガーンッ!≫

セシリア「そうですわ!前と同じ手なんて卑怯ですわよ??」≪ドーンッ!≫

簪の訓練が終わるまでの間、箒とセシリアという2人の暴走暴力女の相手をする羽目となった。
いちいちグダグダとウザってぇ〜〜〜〜〜!!!
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