特別遊撃部隊帝国華撃団空組中編
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「桜花ちゃん、ちょっと聞きたいんだけど、さっき隆一君が言っていた帝国華撃団空組とはなんだい?」
直哉が桜花に聞く。
「帝国華撃団空組は、今から約20年前に私の父である米田健二が設立した特別遊撃部隊の事ですよ」
「何だって!!」
「何ですって!!」
直哉とさくらは、桜花から聞いた内容に、驚いていた。
「やはりここは、消滅した筈の世界で、いいのかな?桜花ちゃん」
「貴方方と真宮寺直哉君の世界の皆さんには、そう伝わっていて当たり前です。私がそうさせていたんですから」
「何だって!!」
「私達の世界は、確かに、1度はお父様の暴走で消滅仕掛けましたが、お父様がその時見たそうです、私達の世界を含め合計4つの世界の共通の敵がいる事を」
「4つの世界の共通の敵だって」
「ええ、4つの世界とは、私達の世界、真宮寺直哉君の世界、そして、貴方紫藤直哉の世界、そして最近確認できた。佐谷直哉君の世界です」
「その敵を倒すには、4つの世界が協力しないといけないのか?」
「ええ、現段階では、そういう事になりますね、でも現状では、協力出来ないんですけどね」
「それはどうしてだい?」
「それは、3つの世界がまだ繋がってないのもありますし、仮に繋がったとしても、共通の敵が存在してないんですよ」
「何だって!!」
「ああ、すいません存在してないんではなくて、紫藤直哉さん達には、認識すら出来ないんですよ」
「今その敵を認識出来るのは、私と、真宮寺姉弟のみです」
「「そんなーー」」
直哉とさくらは桜花の答えを聞いてショックを受けていた。
支配人室・・・
そして映像が終わり、大神が語りだした.
「この映像は、今から約20年前の物で、今の帝国華撃団にはないけどかつて特別遊撃部隊その名も、帝国華撃団空組と言うんだ」
「「「帝国華撃団空組ですか?」」」
「ああ、空組は邪神巫女に対抗する為の部隊なんだ?」
「それはどういう意味や?」
「ああ、それはね・・・」
「イヨは様々な時代へ跳ぶ事ができる奴なんだ」
「「「えええーーー時間移動が出来るんですか?」」」
「ああ、簡単に言えばね、だから前司令は、特別遊撃部隊帝国華撃団空組を結成し、イヨの襲来から様々な時代を守っていたんだが、今から15年前、邪神巫女は、確かに異世界で、空組と、異世界の帝国華撃団が、イヨを消滅させたはずなんだ」
そして、大神は奇跡的に残っている記録装置を起動されると、映っていたのは、真宮寺直哉が邪神巫女の超魔装機兵真王に捕まっているところだった。
「「「あ、あれは、真宮寺直哉君?」」」
「まさか貴女から出てくるとは思いませんでしたよ。邪
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