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亡命編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
第八十六話 余波(その2)
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も帝国の方が深刻でしょう。反対する人達は武力を持っています』
武力、貴族か……。
「一筋縄ではいかないか……」
『ええ、不満には思わせても怒らせるわけにはいきません』
「なるほど、確かに」
不満には思わせても怒らせるわけにはいかない。怒らせれば場合によっては内乱になるか……。地球対策でさえ不満は出るだろう、和平となればその比ではないはずだ。……内乱、十分に有り得る。
どう考えるべきかな、内乱になれば当然だが和平は結べない。しかし帝国側から攻め込んでくることは無くなるはずだ。こちらから攻め込もうなどと考えなければ戦争はいったん休戦状態にはなるだろう。零点とは言えない、点数は休戦状態がどの程度続くかで変わるだろう……。
だが先ずはブラウンシュバイク公、リッテンハイム侯が和平についてどう考えているのかを知る事だな。いや最初に知るべき事はあの二人が帝国をどの方向に導こうとしているのか、先ずはそこからだろう……。
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