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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第十話 正しいデバイスの選び方
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対のデバイスに目を奪われた。
聖王教会の聖王騎士団で正式採用されている
双剣
(
トンファー
)
型のデバイスを手にするアスカ。
「これは……」
双剣をゆっくりと振ってみた。妙にしっくりと手応えを感じる。
「ほう、面白いデバイスを選んだな」
シグナムが再びレヴァンティンを構える。
「え?いや、ちょっと待って!」
アスカが言うよりも早くシグナムが動く。迫り来るレヴァンティン!
だが!
ギン!
「ぐっ!」
金属音がして、アスカが右の双剣でレヴァンティンを受け止める。そして、左の双剣でシグナムに反撃した。
「ほう、初めて防御し、反撃に移れたか」
嬉しそうにシグナムが間合いを空けてアスカの反撃を避ける。
「え?あれ?オレ、反撃できた?」
意識しないでの行動だったのか、アスカはポカンとして手にした双剣を見た。
「アスカ!やったじゃない!」
シャーリーも嬉しそうにアスカに駆け寄る。
「決まりだよね、この子で組もう、ね?」
「ああ、そうだな。双剣なら、もしかしたら使いこなせるかもしれない」
疲れ切ったようにアスカが呟く。とにかく終わった事に安堵するアスカだったが、次のシグナムの言葉が彼に冷や水を浴びせる事になる。
「ふふっ、デバイスを組んだら、また私が相手をしてやろう」
「……お手柔らかにお願いします」
引きつった顔をして、アスカは答えた。
その日の夕食時に合流してきた満身創痍のアスカを見て、フォワードのみんなは優しく労ってくれたそうな。
「ってかさ!訓練の方が数倍楽だったよ!」
食堂にアスカの絶叫が響いたのは、言うまでもない。
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