2,遅れたスタート
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一人だけだ」
やっぱりこんな愚か者は者は俺一人しかいなかったか。と意識の遠くで誰かが思った。
あの世界で共に剣をとった数人の顔が思い浮かんでは消えていく。
彼らは今、限界の中で攻略に邁進しているのか。
余りにも軽薄な形で、菊岡は悪魔の提案を持ちかけてきた。
「プレイヤー、クロウ君。橘とチームを組んで、ソードアート・オンラインをクリアしてくれない?」
今なら、特別にサービスを色々つけちゃうよ、そう言って持ってくるファイルの内容を見なくても、俺は首肯することに気づいていた。
怖いか?そりゃ怖いと思う。だけど、俺はもう取り憑かれているんだ。あの世界に。
俺が一番苛ついている理由――それがこの騒動で自分がSAO側にいないことなんだから。
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