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暗闇を照らす白き日差し【影に身を委ねた一夏】
クラス対抗戦
第9話 転校生はセカンド幼馴染 T
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白夜SIDE



たく!なんでこいつなんだよ!本当についてねぇ??

鈴音「ねぇ一夏?なんであんた__」

≪ダアンッ!≫

鈴音「うわっ??」

一夏って言葉を聞いて反射的に拳銃を発砲。幸いワザとカスルくらいで狙った上に、本人から躱してくれたから当たることはまずない。

鈴音「ちょっと何なのよ、いきなり発砲だなんて!幾らなんでも危ないにも程があるわよ!」

マドカ「おいお前、中国の代表候補生だったな。まさかと思うが、兄さんのことを誰にも聞いてないのか?」

鈴音「知る訳ないでしょそんなの!」

セシリア「白夜さんは“一夏”っと呼ばれるのがとってもお嫌いなのですよ。加えて言えば、自分の過去についても触れて欲しくないそうなので、それを知らなかったから言おうとも、誰も責任は取りませんのよ」

鈴音「はぁっ、なんでそうなるのよ??ちょっと一(いち)__!」

≪ガチャッ!≫

これ以上は歯止めが効きそうにないから本気で殺そうかと喉辺りに狙いをつける。

鈴音「ああもう、解ったわよ!あんたの名は白夜、そんであんたとは他人!そんで良いわね??」

白夜「フン……」≪スッ≫

やっと理解したようでサッサと拳銃を下ろす。
聞き分けが良くて助かる……けど……

ーーーー

千冬「おい」

鈴音「何よ??」

≪パシーンッ!≫

千冬「SHRの時間だ。
解ったらそこを退け、出入りの邪魔だ」

ここが織斑先生が受け持つクラスだったのが彼女の失敗っと言っても良い……

鈴音「す…すみません……」

っといった感じでその女は頭を抱えながら退散。


その後SHRが終わってすぐ授業が始まったものの……

≪バシバシッ!≫

他の何かに集中してたのか、織斑先生からの指名に聞こえ…いや応じなかった箒とセシリアが織斑先生からの鉄拳制裁を受け……

「「この唐変木!」」

なんてことを叫んだが、何のことかさっぱり解らなかった……

ーーーーーーーーーーーーーーー

それから時間が経過して昼放課……

箒「お前のせいだ!」
セシリア「あなたのせいですわ!」

何故か織斑先生に殴られた件を怒られる。
知らねぇよ!てか、んなもん応えなかったお前らがいけないんだ!自業自得だろうが??


白夜「とにかく学食行こうぜ、てか待ち合わせてる奴が居るからさ」

待ち合わせてる相手は簪のこと。実は特訓の件で話しておきたいことがあるから、一緒に食べるついでに話そうと思ってだ。
けどその名は決して出さない。何故なら……

箒「何だと??待たせてる奴は誰だ!言え??」

セシリア「そうですわ!正直に白状なさいな??」

マドカは良いが、肝心のこいつら
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