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カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:2 葛木メグミ
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そんなエミの背中を見送りながら作業に戻ったメグミ
「はい、お疲れさま」
ファイカにサインをもらいクエストを完了させるタイガ
「ただいまぁ」
「あ、お父さん帰ってきた」
丁度そこへやってきた男性、メグミと同じ髪色をしている
「お、お客さんか?」
「メグミと一緒にカードの整理してくれてたの、ほら、こないだ入ってきた古いカード」
「あー、あれ片付いたのか、っと、自己紹介が遅れたな」
そう言って男性は親指で自身を指さす
「俺は葛木カムイ、メグミの親父で一応ここの店長な」
「あ、どうも」
カムイの言葉に会釈をするタイガ
「こう見えてお父さん、昔はすごいファイターだったのよ」
「昔はってなんだ昔はって」
メグミの言葉に訝しげな表情をするカムイ
ファイカを取り出してタイガに見せる
「今でも腕は鈍っちゃいないつもりだぜ、何なら試してみるか?」
「よしなさいよはじめたばかりの子に大人げない」
カムイの言葉に苦笑しながら彼を止めるエミ
「冗談に決まってるだろ」
エミに小突かれるカムイを見ながら笑うメグミの姿にタイガはその場で立ち尽くしていた
その日の夜
メグミは家族と夕食を済ませ片づけを手伝っていた
「あ、そうだ!お父さんなら知ってるんじゃない?」
「ん?」
ソファに座って休んでいたカムイに声をかけるメグミ
「今日本城に会ったでしょ?なんか見たことないカード持ってたのよ」
「なんてカードだ?それ」
「クロノファング・タイガーってカード、お父さん知ってる」
それを聞いたカムイの表情が険しくなる
「クロノファング………十二支刻獣の一角だな、ギアクロニクルの中でも特別なカードだが………そいつどこで手に入れたか言ってたか?」
真剣に聞くカムイにメグミはしばし考え込むが
「そういえば本城カードをどこで手に入れたかは言ってなかったなぁ、聞いておこうか?」
「いや、いい」
そう言ってソファで横になるカムイ
「また面倒なことにならなきゃいいがな………」
誰にも聞こえないようにそう呟いた
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