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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第三十五話 油断をしていると足元をすくわれます。
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情が訴えていた。

「その通り。厄介だわよ〜。ま、私としては敵が強くなった方が面白いんだけれどさ」
『バカなことを言わないの。ヤン・ウェンリー1人でさえ、私たちにとっては重荷なのよ。それがこれ以上転生者が増える事態になれば、事はますます複雑化するわ』

 イルーナが手厳しい顔つきでアレーナを窘めた。

「外敵はともかく、国内にもキノコみたいに出てこられたら困るしね。あ〜でも遅いか、もう一人出てきているし」
『えっ?』

 と3人が一斉に声を上げた。

「アルフレート坊ややカロリーネ皇女殿下と違って今度は手ごわいかもよ。何しろ相手は27歳。そしてすでに中将なのだから」

 実を言えば、アレーナもついさきほどまで知らなかった。2個艦隊が3個艦隊に増強され、その指揮官が「督戦」という名目で加わったことを彼女に知らせるべく面会に来るまでは。

 ハーラルト・ベルンシュタイン中将、灰色に近い黒髪を持つ容姿端麗の180センチのすらりとした長身の青年である。

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