暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
オカルト研究部との出会い
第9話 リアス部長の婚約者 ライザー・フェニックス登場!
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「なッ!?」
私がこの男の女……!?
「冗談じゃありません!だれが貴方なんかに……第一気安く私の名前を呼ばないでください!」
「その気の強さも気に入った、そういう女を俺色に染めるのもいい物だからな」
こんな男の女なんて…想像もしたくありません!第一私はこんなチャラチャラした女性に不埒な事をする男が大嫌いなんです。私はもっとこう見た目はワイルドだけど子供みたいに好奇心旺盛で食べてばっかりだけど優しくて私を支えてくれるそんな男性がいいんです!
「リアス、気が変わった、直にゲームを始めようかと思ったが君に10日間の猶予をやろう」
「猶予ですって?」
「このままやっても俺の勝ちは確実…それじゃあつまらない。だからハンデとして10日間の猶予をやる、その間に修行でも何でもして強くなればいい。そうすれば君は理解するだろう、なにをしても俺には勝てんとな……」
「ぐっ……」
ライザーは私達に強くなるチャンスを与えたんじゃない、どれだけ修行して足掻いても無駄だという意味を込めて10日間の猶予を与えたんだ。
「じゃあなリアス、10日後を楽しみにしているぜ。そうだ小猫、お前も準備しておくんだな、俺の女になる準備をな……ハハハハハッ!!!」
ライザーはそう言うと魔法陣に入り消えて行った。
ライザーがいなくなってしばらく部室には何とも言えない空気が広がったが部長が話し出した。
「皆ごめんなさい、こんなことに巻き込んでしまって……」
部長は申し訳なさそうに私達に謝る。
「部長、僕達は貴方の眷属です」
「リアスが望むなら私達は喜んで戦いますわ」
「それにもう他人事ではないですしね」
部長をあんな男にくれてやるつもりもないし私もライザーの女になるつもりはない。
「皆……ありがとう」
部長は嬉しそうに微笑んだ。
「なら私達は与えられた10日間で強くならなければならないわ、明日から早速修行を始めるわよ!」
「「「はい!」」」
……でも正直このまま普通に修行してもライザーには勝てないかも知れない、一体どうすればいいんでしょうか、イッセー先輩なら力になってくれるでしょうか……
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