暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
オカルト研究部との出会い
第9話 リアス部長の婚約者 ライザー・フェニックス登場!
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裕の笑みを浮かべている。


「以前にも言ったはずよ、私は貴方とは結婚するつもりはないと!私は自分の意志で旦那様を決めるって!」
「そうだったな、だがリアス、それを聞いて、はいそうですかとはいかないんだよ。先の戦争で純潔悪魔の大半が塵と消えた、戦争を脱したとはいえ天使、堕天使達とは拮抗状態にある。だからこそ純潔の血を引く俺のフェニックス家と君のグレモリー家、二つの強い血を混ぜて更に強い新生児を生んでいく……これは俺と君の父上、そして魔王サーゼクス様の意志でもあるんだ。君は身勝手な我儘でグレモリー家を潰すつもりなのか?」
「家は潰さないわ、婿養子だって入れる。でもそれは貴方じゃない、私が自分で決めて本気で好きになった人とよ」


 部長が真剣な表情でそういうと流石に今まで余裕の笑みを浮かべていたライザーも不機嫌な表情になり舌打ちをする。


「……なあリアス、俺もフェニックス家の看板を背負っているんだ、だからこの名前に泥を塗る訳にはいかないんだよ。これ以上駄々をこねるっていうなら君の眷属を全員燃やしてでも君を連れ帰るぞ?」


 ライザーの体から炎があふれ出しチリチリと火の粉が舞う、殺意と敵意が部室に広がり私の背中に冷たいものが走り手足が震えだした。この人は強い……!見た目のチャラさとは裏腹にかなりの実力者だ、もし今ライザーに全員で戦っても勝てない……そう思わせるくらいに……


「お待ちください、お嬢様、ライザー様」


 部長とライザーは互いににらみ合っている、一触即発の空気になりかけた時グレイフィア様が待ったをかける。


「これ以上続けるというにならば流石に私も黙っている訳にはいきません」


 静かだが部長やライザーを遥かに上回る魔力を放ちながらグレイフィア様は淡々と話す、するとにらみ合っていた二人は殺気を抑えた。


「最強の女王候補にある貴方にそう言われたら俺も止めざるおえないな、まだ死にたくはないんだ」
「ありがとうございます。さて今回の件ですがグレモリー家もフェニックス家も意見の食い違いになることは初めから予想されていました、そこで今回の一見は『レーティングゲーム』で決着をつけるのはいかがでしょうか?」


 レーティングゲーム…確か爵位持ちの悪魔たちが行う、下僕である『兵士』『騎士』『戦車』『僧侶』『女王』を用いて悪魔同士で競い合うゲームの事ですね、でもあれって確か成人してないと駄目なんじゃ…


「お嬢様も知っての通りレーティングゲームは成人した悪魔しか参加できません、ですが非公式なら話は別です」
「なるほど、御家同士のいがみ合いに決着をつけるにはちょうどいい舞台って訳ね、私は賛成よ」
「俺も異論はない」
「承知いたしました。お二人のご意見は私が私が確認させてい
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