9.もう一度やろう
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は和之さんが提督みたいなものですからね。和之さんの任務達成を確実にフォローしなきゃ」
「燃えてるねぇ大淀さん」
「鈴谷も今は和之さんの秘書艦みたいなものなんだから、しっかりね?」
「了解! 鈴谷にお任せっ!」
二人の言う『提督』てのがいまいちよくわからないけど、とりあえずやる気になってくれているのはありがたい。
「かずゆき!」
「ん?」
「鈴谷がかずゆきの秘書艦だから! よろしくね!!」
「おう」
大淀さんのメガネがキラーンと輝く中、僕はいつもと同じくムカつくんだけど……でもいつもよりちょっと弾んでる笑みを見せてくれている鈴谷と、改めて握手した。
「よろしく! 一緒にがんばろーう!」
「おう。がんばろーう」
彼女の手は、いつぞや手を握った時と同じようにとても温かかった。
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