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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter58
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り、今の優花はゴーレムによって捕まり何もできない状況、それでもなお優花の笑みは崩れない。

優花「わかっただけで十分、その程度ならあなたはあいつの足元にも及ばない、あんたなんて一撃で終わ…っ!」

エスミ「お黙りなさい」

優花が雄也だけで十分に倒せると坦々と口にすることに腹をたてたエスミは優花の頬叩いて黙らせる。

エスミ「お喋りは終わり、今からその顔醜く傷つけてあげますわ!!」

腹をたてたことは叩いたことでは収まるわけがなく、エスミの隣にいる近接型のゴーレムで優花の顔に切りつけようと操作しだす。

優花「ああ、ひとついい忘れてたわ」

エスミ「?今頃命乞い?もう遅い」

優花「私だけに目を向けて周りが見えてない時点であなたの負けよ」

エスミ「っ!!!」

優花の告げたことで何かに気づいたエスミは雄也がいる場所に漸く目を向ける。

だがそこには壊れた岩石の手だったものと音姫だけ、肝心の雄也がどこにも見当たらない。

優花「行って…お兄ちゃん」

雄也「ああ、任された」

中々と聞き取れない程で呟く優花に、その呟きが聞こえ返事を返した雄也はバリアジャケットが至るところ焼け焦げ髪は一部分が凍りついている状態で既にエスミの懐に入り込んでおり光の力を纏った一撃を今まさに放とうとしていた。

エスミ(もうここまで!これでは防御が!!)

雄也「よくも…」

そう一旦言葉を区切り雄也は全力のセイクリッドスラッシュをエスミに向け…

雄也「俺の妹にいたぶってくれたな!!」

エスミ「キャアァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!」

その言葉ともに渾身のセイクリッドスラッシュがエスミに繰り出されエスミは攻撃によってものすごい勢いで吹き飛ばされ司令室の扉を突き破っていった。



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