第46話
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「やれやれ………とんだホラーハウス巡りになりそうな気がしてきたぜ。」
その後ロイド達は時折現れる得体のしれない魔獣達を倒しながら探索し、さらに仕掛けを解いて礼拝堂に隠されていた隠し扉を開いて、扉の中へと入った。するとそこに地面に巨大な目が描かれ、魔法陣らしきものをいくつも描かれていた。
「こ、これは………」
「なんつーか………やたらと怪しげな場所だな。なんでこんな場所が礼拝堂の裏側にあるんだ?」
地面に描かれている魔法陣や周囲にある松明を見たノエルは驚き、ランディは溜息を吐いた後目を細めて呟いた。
「そうだな………七耀教会の遺跡にしては不気味すぎる感じだけど………」
「そ、その床に描かれた紋様は一体なんなのかしら………?目………みたいな形だけど………」
「………………(まさかここは………)」
地面に描かれている目のような紋様を見たロイドは真剣な表情で考え込み、エリィは不安そうな表情をし、レンは厳しい表情をしていた。
「……………………………」
「どうした、ティオ?」
「な、何か気付いた事でも?」
一方真剣な表情で黙って考え込んでいるティオが気になったロイドとノエルが声をかけた。
「………どうやらこの場所は何らかの”儀式の間”だった可能性が高いかもしれません。それも生贄などを奉げるような禍々しいたぐいの……」
「い、生贄………!?」
「ええ………赤黒く見える染みの跡は多分、血糊ではないかと。成分を分析してみないと正確なことはわかりませんが………」
「ゾッとしねぇ話だな………」
「でも、どうして教会の遺跡にそんなものが………」
ティオの話を聞いたロイドが考え込んだその時、再び鐘の音が聞こえて来た!
「ま、また………!?」
「クッ………今度はなんだ!?」
鐘の音が聞いたノエルは驚き、ロイドは警戒した。すると目の前の魔法陣から巨大な悪魔のような姿をした存在が現れた!
「こいつは………!?」
「あ、悪魔………!?」
「もはや”お約束”と言ってもおかしくない展開ねぇ。」
「気を付けてください……!物凄い”霊圧”を感じます………!」
悪魔の登場にノエルは驚き、ロイドは警戒し、レンは呆れた表情で呟き、ティオは仲間達に警告した。
「おいおい、俺たちゃ教会の悪魔祓い師じゃねえんだぞ………!?」
「来ます………!」
そしてロイド達は悪魔との戦闘を開始した!
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