第三章〜忍び寄る叡智〜 第45話
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ね♪」
「エリィ、ユーレイが怖いのー?」
ランディの指摘に答えた後ある事に気付いて頬を赤らめたエリィの様子を見たランディは口元に笑みを浮かべ、レンは小悪魔な笑みを浮かべ、キーアはエリィに尋ねた。
「そ、そんなことないのよ?ただその、得体の知れない相手は慎重に対応すべきというか……」
一方キーアに尋ねられたエリィは表情を引き攣らせながら説明した。
「無理もないですよ………あたしも任務じゃなかったら進んで調査したいとは思いませんし。………でも、このまま何も無かった事にされちゃうのはなんだか納得できなくって………」
「あ……」
「その気持ちはよくわかるよ。えっと、何ならエリィは留守番してくれてもいいけど………」
「わかった、わかりましたとも!私も行きます、行きますとも!」
「エリィさん、ヤケクソですね。」
「やれやれ、無茶しやがって。」
「うふふ、幽霊と対面した時のエリィお姉さんの反応が今から楽しみね♪」
その後ロイド達は端末に来ている新たな支援要請を片付けた後、ノエルが運転する警備隊の装甲車によって山道の途中にあるトンネルまで行き、そこから徒歩で件の遺跡に向かった―――――
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